ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

大振りNG! アイアンで絶対にダフリたくないときは『ベタ足』で打とう

大振りNG! アイアンで絶対にダフリたくないときは『ベタ足』で打とう

グリーンの手前に池があったり、大きなバンカーがあったり…とアイアンで絶対にショートさせたくないシチュエーションはある。ダフリのミスを防ぎ、確実にキャリーを出せる“ベタ足”ショットを中西直人に教えてもらおう。

配信日時:2024年10月24日 05時36分

右足をベタッとつけたまま打つとダフらない
右足をベタッとつけたまま打つとダフらない (撮影:岩本芳弘)

グリーンの手前に池があったり、大きなバンカーがあったり…とアイアンで絶対にショートさせたくないシチュエーションはある。ダフリのミスを防ぎ、確実にキャリーを出せる“ベタ足”ショットを中西直人に教えてもらおう。

【後方連続写真】フォローまでベタ足! 中西直人のアイアンショット



絶対にダフりたくないときは、スタンスをいつもより狭くして、トップから切り返しで左にスエーしないように気を付けながら右尻を高くします。すると、軌道が少し左を向くのでヘッドが下から入りにくいのです。

また、ダウンスイングで右ヒジが体の正面から外れるのもダフる原因の1つ。インパクトまで右カカトを上げずにベタ足をキープすると、右ヒジが外れません。

いつもよりスタンスを狭めてベタ足で打てば、体の軸がブレず入射角が安定する。反対にしっかり距離を出そうとして、ダウンスイングで右カカトが早く浮くと、体の正面から右ヒジが外れ、下からクラブが入ってくる
トップから切り返しで左にスエーしないように気を付けながら、右尻を高く保つと、ダフりにくくなる。左にスエーして右腰が下がると、下からヘッドが入ってきてダフってしまう
1 / 2
いつもよりスタンスを狭めてベタ足で打てば、体の軸がブレず入射角が安定する。反対にしっかり距離を出そうとして、ダウンスイングで右カカトが早く浮くと、体の正面から右ヒジが外れ、下からクラブが入ってくる (撮影:岩本芳弘)

アイアンだけでなく残り100ヤード前後のウェッジショットでもベタ足はオススメ。右カカトが浮いて右足が内側に寄ってくると、ロフトが寝てショートしやすくなります。

そうすると今度はフェースをかぶせにいって、大きく左に引っかけてしまうこともある。右カカトを踏み続けてベタ足で打つことで、ウェッジのロフト通りに上がってラインを出しやすくなりますよ。

■中西直人
なかにし・なおと/ 1988年生まれ、大阪府岸和田市出身。2010年にプロ転向し、19年にようやく初シードをつかんだ。現在は22年に失ったシード復活を目指し、堀尾研仁コーチのもとでゴルフ理論を改めて勉強し直した。国際スポーツ振興協会所属。

◇ ◇ ◇

●ゴルフにはスイングよりも大切なことがある!? 関連記事「技術ではなく頭脳を使ってマイナス5打!」では、スコアアップにつながるマネジメント術をクイズ形式で紹介!

ラウンド中にアイアンのダフリが出たらこの三か条「球の左を見る」「短く持つ」「右モモにハリ」これでOK

レッスン 週間アクセスランキング


関連サイト