上田桃子が目指す最上のドローボール〜タテ回転のきれいなドローボールを打つために〜【動画リンク有】
上田桃子は、国内女子を代表するドローヒッター。そんな上田自ら、縦回転の綺麗なドローを打つための注意点とポイントをご紹介します。贅沢なレッスンをどうぞお楽しみください! 上田桃子(うえだ・ももこ)。1986年生まれ。9歳でゴルフを始めて、翌年に坂田信弘主催の坂田塾に入門。その後、2005年のプロテストで一発合格すると、07年には『ライフカードレディス』での初勝利を皮切りに、年間5勝をマーク。史上最年少で賞金女王に輝いた。08年からは前年に『ミズノクラシック』優勝で獲得したシード資格で米国ツアーに参戦。その後は米ツアーのシードを失うなど苦しんだが、7年ぶりに日本を主戦場とした14年に2勝を挙げた。そこから2シーズンは優勝から遠ざかったが、17年に再び2勝を挙げ、存在感を発揮した。
配信日時:2023年2月18日 03時30分
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スイングは低くが鉄則!
まず意識することは、インパクトの入り口、インパクト、フォロースルー。この3つがなるべく低く動くように。
クラブが高いところから入ってしまうと、出球が左になったり突っかかってしまってきれいなドローが出ることはないので、なるべくシャローに。
インパクトのときも手元は低く、フォローも低く抜けていくように意識します。
スイングの注意点
トップに上げたときは、手は置いておく程度の感覚です。そして、ベルトより下の骨盤あたりから腰の切り返しを開始すると、インパクトでスイングが平行になる時間ができます。
そうすることで、インパクト時に低くレベルにスイングすることができます。
「ドローを打ちたい」「左が嫌だな」と思うと体が浮いてしまって、手元もそれにつれて浮くので、手の甲がすごく右を向いてミスしてしまいます。
手の甲を打球方向に真っ直ぐ向けることで、きれいなドローを打つことができます。
インサイド・ストレート・インが理想!
インサイド・ストレート・インが一番いいスイングプレーンだと思います。
体から手元が離れずにきれいなスイングをするためには、インサイド・インが主流とされていますが、トップを回転する分、少しインに上げてそこからインに振ろうすると左腰が引けてしまうので、絶対に手元が出てしまいます。結局、低いところから入ってくることはできません。
ですから、インサイド・インなんですけど、正確には、『インサイド・ストレート・イン』というイメージが理想だと思います。
フェース面はスクエアに!
スイングプレーンと同様に、フェース面のコントロールも大切です。
いくらスイングプレーンがきれいでも、インパクト時にフェースが開いていると、右に行ったり、ちょっとかぶると左に行ってしまいます。
ですから、フェース面をインパクト時にスクエアにしたいと思っています。
フェース面が左手の甲とつながっている感覚を持って構えると、捻じれずに球が打てると思います。
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