世界No.1のシェフラーなら楽勝!? 疲れてくるラウンド後半もスイングが整う“左足1本”素振り
「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」を戦う24歳の坂口瑞菜子に、ラウンド後半にスイングが乱れてきたときの対処法を教えてもらった。
配信日時:2024年5月22日 09時50分
前半はせっかくいいスコアで回れたのに、後半に入るとベストスコアへのプレッシャーもあって、大崩れすることがよくある。「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」を戦う24歳の坂口瑞菜子に、スイングが乱れてくるラウンド後半の対処法を教えてもらった。
「ラウンド後半に突然ミスが出始めるのは、スイングの軸がブレているからです」。体が疲れてくると前半はできていたはずの動きができなくなり、バックスイングで右にスエーしたり、インパクトで左に突っ込んだりしている。これではボールに当たらない。
そんなときに坂口がオススメするのは、左足1本で立って素振りをすること。左右に軸がブレると左足1本で立っていられないので、スイングのバランスが良くなるのだ。「フィニッシュでよろけないように素振りをして、その力感でスイングすれば軸ブレしませんよ」と教えてくれた。
「左足1本」で連想するのが今年の「マスターズ」を制した世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)。しっかり左足に体重を乗せ、右足を後ろに引きながら打っていく。まるでボーリングのような使い方なのだ。このスイングで傾斜の強いオーガスタを2度制していることから、左足1本素振りが得意に違いない。
■坂口瑞菜子
さかぐち・みなこ/1999年生まれ、福岡県出身。昨シーズンの「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」では年間3勝を挙げる活躍で、ポイントランキング4位に入った。
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