アプローチの高さの打ち分けはアドレスを変えるだけ!これが一番シンプルで簡単
ショートゲームは1か月練習すれば劇的に変わる。スイングを変えずに、アドレスを変えるだけで低・中・高の3つの球筋を打ち分ける技を磨くべし。奥嶋誠昭に教えてもらった。
配信日時:2023年11月22日 09時05分
アプローチで必要なのは、球の高さの打ち分けです。低・中・高の3つのアプローチを打ち分けて、寄せワンの確率を高めましょう。といっても難しい技術は必要ありません。
体とクラブを同調させるスイングが1つあれば、アドレスを変えるだけで3つの球筋を操れるようになるからです。
まずは基本のアドレスで、アプローチのスイングを徹底的に練習しましょう。その上で、コロがし、上げる球も練習しておけば、あらゆる状況から寄せワンが狙えて、ミスも最小限に抑えることができますよ。
ピッチ&ランを打つ基本のアドレスは、ツマ先真っすぐで、ボールはセンターに。まずはこのアドレスでスイングを固める。コロがしは、ロフトが立った状態でダウンブローに打ち込みたい。そのため、ボールを右に置き、オープンに構えて上から打ち込む。ボールを上げるには、ロフトを寝かせてインパクトしたい。そのため、ボールを左に置き、クローズに立つことでシャローに振っていく。
1か月徹底的に練習すれば、アプローチは劇的に変わります。アドレスを変えるだけのシンプルスイングであれば、なおさら効果抜群です。ぜひ取り組んでみてください。
奥嶋誠昭
おくしま・ともあき/1980年生まれ、神奈川県出身。木下稜介、河本結、松田鈴英らを指導するプロコーチ。最先端理論に基づく科学的なアプローチで、効率的なスイング作りをサポート。ノビテック所属