田島創志 フェアウェイバンカー攻略「グリップを短く持つ事」と「体と腕の同調」【動画リンク有】
80を切るためのアイアンレッスン、今回指導するのは田島創志。フェアウェイバンカーのポイントは「グリップを短く持つ事」と「体と腕の同調」。確実にマスターしておきたいフェアウェイバンカーの脱出法をレッスン。
配信日時:2023年4月28日 09時31分
基本をしっかり守ればフェアウェイバンカーは難しくない
フェアウェイバンカーはごまかしが効きません。ダフリ、トップといったミスが如実に出ます。ただ、腕の同調と、体の回転、そして正しいローテーションをマスターしていれば、フェアウェイバンカーは一切怖くありません。
人によってはバンカーに足を深く沈めたりするかと思いますけど、フェアウェイバンカーは足がズレにくいので、(足を埋めすぎず)自分で少しスタンスを作る方がいいと思います。
そして気持ちグリップを短く握る。短く握ると前傾角度が深くなり、前傾角度が深くなるとクラブの入り方が、より上の方から入りやすくなります。フラットに振っても上の方から入りやすくなるというメリットがあります。
短く握ってアドレスを作ったら、しっかりと体の回転を確認。そして腕の同調をしっかりと確認して素振りをする。これだけでフェアウェイで打つ場合と同じように、フェアウェイバンカーも打つことができます。
フェアウェイバンカーは、ダウンブローに入るとボールの打ち出しがやや低くなるので、感覚的に自分でこの番手だったら大丈夫だな!と思う番手の一つ下(7番なら1つ下の8番)を持つと、想定外のミスがなくなると思います。下の番手を選んでいくと、不注意な点がなくなって、その一打の積み重ねで80切りに繋がったりすることにもなります。
詳細は動画をご覧ください。
■田島創志(たじま・そうし)/プロフィール。1976年9月25日群馬県生まれ、高崎高校出身。高校にゴルフ部はなく個人で活動していたが『関東大会』2位の成績を収めた。2000年にプロ転向。QTで2位に入って臨んだ03年は夏場に2試合連続4位に入った後、『久光製薬KBCオーガスタ』で初日に64をマークして首位に立つと、その後もスコアを伸ばして一度も首位を譲らないまま19アンダーで初優勝を飾った。