＜JGTO Novil FINAL　初日◇17日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,211ヤード・パー72)＞

　チャレンジツアー最終戦「JGTO Novil FINAL」が千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンで開幕した。初日を終え、沢田尚、尾方友彦、西村匡史、I・H・ホの4選手が5アンダーで首位に並んでいる。

　首位タイの内の1人、尾方、6番ホール（207ヤード　パー3）で人生初のホールインワンを達成。その瞬間は、先に打った同じ組の甲斐慎太郎があわやホールインワンかという、ボールがカップを掠めていくすばらしいショットを打った後だった。6番アイアンで打ったショットは「甲斐さんの残像が残っているかのような、同じいい感じで」放たれた。カップインの瞬間は見えなかったが、歓声が聞こえてきて「入ったんだ」とわかったという。初めてのホールインワンに「試合で出てよかった」と喜んだ。

チャレンジツアー最終戦！現在の賞金ランキングなど

　そしてそこから快進撃が始まった。続く7，8，9，10番と4連続バーディを奪取し、「今日はおかしい」と感じてしまうほどの勢いでスコアを伸ばしていった。しかし、後半12番で2メートル、14番で1.5メートルのバーディパットをはずしてしまい、流れが変わってしまう。15番ではティショットが右OB、打ち直しの3打目を左に曲げてしまいダブルボギー。それでもその後は何とかパーをセーブし5アンダー67でホールアウトした。

　現在チャレンジトーナメント賞金ランキング21位の尾方には、8位までに与えられる来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得するには、優勝しかない。「あと2日間しっかり、今日のようなゴルフが出来れば、結果はついてくると思う」と残りのラウンドも全力投球だ。