<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目>◇31日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)
兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の3日目。首位とは2打差でスタートした石川遼だったが、この日は2バーディ・2ボギーとスコアを伸ばすことが出来ずトータル7アンダーのまま3位タイでホールアウト。首位の鈴木亨とは6打差となったが、初日から目標としていた最終日、最終組でまわることが決まった。
スコアを1つ落として迎えた最終18番パー5、この日1番の見せ場がやってきた。ティショットで狭いフェアウェイをとらえた石川はアゲインストの中、3番ウッドを手にする。「今日の風なら5番ウッドだと20ヤードぐらいロスしそう」キャディと相談し、フェードで攻めたボールは「落ちたところも、止まったところも良かった」という完璧なフェードボールでピン横3.5メートルにつけた。
この日の石川はティショットは悪くはなかったが、セカンドショット、特にショートアイアンの距離感を合わせるのに苦労していた。「中途半端な距離が残ると、スリークウォーターを打たなくてはいけない。そのときしっかりトップの位置が決まらずミスが出た」とグリーンをとらえられないところが目に付いた。
前半は1バーディ・1ボギー。6番パー5では2打目をレイアップし3打目をバンカーに入れてボギーを叩くなど、らしくないプレーもあり消化不良のまま後半に突入。12番でもアプローチミスでボギーを叩き後退したが、6アンダーのまま終盤を迎えた石川は明日の最終組のことを意識し始める。初日からの目標を成し遂げるため、粘りのゴルフを展開し最終18番をバーディで締めくくった。
このとき同組でまわっていた金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)も石川と同じ7アンダーとしたが、ホールアウト後石川はアテスト場へ一目散にかけて行く。「同スコアの場合先にアテストしたほうが最終組(後の組)になるのはわかっていた」と執念を見せる。また同組の甲斐慎太郎にも促され、キムより先にスコアを提出。自ら“棚ボタ”と話したが今大会の目標は達成できた。
兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の3日目。首位とは2打差でスタートした石川遼だったが、この日は2バーディ・2ボギーとスコアを伸ばすことが出来ずトータル7アンダーのまま3位タイでホールアウト。首位の鈴木亨とは6打差となったが、初日から目標としていた最終日、最終組でまわることが決まった。
スコアを1つ落として迎えた最終18番パー5、この日1番の見せ場がやってきた。ティショットで狭いフェアウェイをとらえた石川はアゲインストの中、3番ウッドを手にする。「今日の風なら5番ウッドだと20ヤードぐらいロスしそう」キャディと相談し、フェードで攻めたボールは「落ちたところも、止まったところも良かった」という完璧なフェードボールでピン横3.5メートルにつけた。
この日の石川はティショットは悪くはなかったが、セカンドショット、特にショートアイアンの距離感を合わせるのに苦労していた。「中途半端な距離が残ると、スリークウォーターを打たなくてはいけない。そのときしっかりトップの位置が決まらずミスが出た」とグリーンをとらえられないところが目に付いた。
前半は1バーディ・1ボギー。6番パー5では2打目をレイアップし3打目をバンカーに入れてボギーを叩くなど、らしくないプレーもあり消化不良のまま後半に突入。12番でもアプローチミスでボギーを叩き後退したが、6アンダーのまま終盤を迎えた石川は明日の最終組のことを意識し始める。初日からの目標を成し遂げるため、粘りのゴルフを展開し最終18番をバーディで締めくくった。
このとき同組でまわっていた金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)も石川と同じ7アンダーとしたが、ホールアウト後石川はアテスト場へ一目散にかけて行く。「同スコアの場合先にアテストしたほうが最終組(後の組)になるのはわかっていた」と執念を見せる。また同組の甲斐慎太郎にも促され、キムより先にスコアを提出。自ら“棚ボタ”と話したが今大会の目標は達成できた。