今季は秋吉翔太や稲森佑貴、星野陸也といった20代の初優勝選手が目立った一年でもあったが、田島は「来年はさらに世代交代が加速する」と予想する。「石川選手や今平選手ら20代中盤の選手が活躍し、さまざまな選手にスポットライトが当たるようになると、ツアー全体でタレントが増えることになる」。この流れが継続し、ツアー全体の競技力が上がっていくことに期待している。
■2019年の活躍を期待する選手
「世代交代」。この言葉を田島は何度も口にした。それは「どこの国でも20代のフレッシュな選手が登場し、その存在がツアーを活性化してきた。しかし、日本だけその流れに乗れず、ゴルフファン離れの一因になっている」と日頃から考える田島にとって念願ともいえる現象だ。
「今回は惜しかったけど堀川選手も、素晴らしいプレーヤーで、近いうちに優勝すると思う。さらに来季も下部ツアーからフレッシュな人材が出てくるはず。木下稜介、比嘉一貴、佐藤大平といった選手が早いうちに一勝を挙げて、世界に羽ばたいて欲しいですね」
小平の優勝は、米ツアーを制した者が、日本に戻りその実力を見せつけたという結果になったが、「早い段階で世界に出て、そこで活躍して、また日本に戻ってきてもらう。その姿を見た若手が刺激を受ける…そんな構図が生まれると、男子ツアーの新しい形になると思います」。この流れを田島は歓迎し、今後の男子ツアー活性への思いをはせる。
解説・田島創志(たじま・そうし)/1976年9月25日生まれ。ツアー通算1勝。2000年にプロ転向し、03年『久光製薬KBCオーガスタ』で初日から首位を守り、完全優勝。青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)体制では、トーナメント管理委員会 コースセッティング・アドバイザーを務める。
■2019年の活躍を期待する選手
「世代交代」。この言葉を田島は何度も口にした。それは「どこの国でも20代のフレッシュな選手が登場し、その存在がツアーを活性化してきた。しかし、日本だけその流れに乗れず、ゴルフファン離れの一因になっている」と日頃から考える田島にとって念願ともいえる現象だ。
「今回は惜しかったけど堀川選手も、素晴らしいプレーヤーで、近いうちに優勝すると思う。さらに来季も下部ツアーからフレッシュな人材が出てくるはず。木下稜介、比嘉一貴、佐藤大平といった選手が早いうちに一勝を挙げて、世界に羽ばたいて欲しいですね」
小平の優勝は、米ツアーを制した者が、日本に戻りその実力を見せつけたという結果になったが、「早い段階で世界に出て、そこで活躍して、また日本に戻ってきてもらう。その姿を見た若手が刺激を受ける…そんな構図が生まれると、男子ツアーの新しい形になると思います」。この流れを田島は歓迎し、今後の男子ツアー活性への思いをはせる。
解説・田島創志(たじま・そうし)/1976年9月25日生まれ。ツアー通算1勝。2000年にプロ転向し、03年『久光製薬KBCオーガスタ』で初日から首位を守り、完全優勝。青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)体制では、トーナメント管理委員会 コースセッティング・アドバイザーを務める。