<長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ 最終日>◇25日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,115ヤード・パー72)
北の大地でどん底を味わった男の涙が輝いた。北海道にあるザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催された、国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」の最終日。マンデートーナメントから勝ち上がり、今季初めてツアートーナメントに出場した小山内護が、4ホールに及ぶプレーオフを制し涙の復活優勝を飾った。
遼、ミスターの目の前で失速…悔しすぎる28位タイフィニッシュ
4位タイからスタートした小山内は3バーディ・ノーボギーと安定したプレーで3つスコアを伸ばしトータル13アンダーでフィニッシュ。すでにホールアウトしていた薗田峻輔、最終18番でバーディを奪った韓国のチョ・ミンギュがトータル13アンダーで並び勝負は3つ巴のプレーオフに突入する。18番パー5で繰り返し行われたプレーオフ1ホール目は3人揃ってパー。勝負が動いたのは2ホール目だった。「いっちょ狙ってみるかなと勝負をかけた」という薗田のセカンドショットは花道から傾斜を下って池ポチャ。薗田はこのホールダブルボギーとしここで脱落してしまう。
ピン位置を変えて行われた3ホール目は小山内、チョ共に譲らずバーディ、そして迎えた4ホール目。3パットでボギーとしたチョ・ミンギュに対し、小山内は執念でパーをセーブ。18番グリーンに待機していた矢野東、谷原秀人らに向かってガッツポーズを見せ喜びを爆発させた小山内に、今季チャレンジツアーで共に戦ってきたディネッシュ・チャンド(フィジー)が駆け寄り熱い抱擁。肩車でチャンピオンを称えた。
圧倒的な飛距離を武器にツアー3勝を挙げ、飛ばし屋プロとして長く一戦を張ってきた小山内だったが、「ジョッキも持てなかった」という肘の痛みに苦しみ昨年初めてシード権を逃した。「当たり前のように試合に出ていましたけど、試合に出れることがどれだけ大事かを感じた」シードを落としてからは部屋に引きこもって韓国ドラマのDVD鑑賞を続ける日々。チャレンジツアーに出ても結果はふるわず、「ゴルフはダメかも」一時は転職すら考えたほどだった。
北の大地でどん底を味わった男の涙が輝いた。北海道にあるザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催された、国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」の最終日。マンデートーナメントから勝ち上がり、今季初めてツアートーナメントに出場した小山内護が、4ホールに及ぶプレーオフを制し涙の復活優勝を飾った。
遼、ミスターの目の前で失速…悔しすぎる28位タイフィニッシュ
4位タイからスタートした小山内は3バーディ・ノーボギーと安定したプレーで3つスコアを伸ばしトータル13アンダーでフィニッシュ。すでにホールアウトしていた薗田峻輔、最終18番でバーディを奪った韓国のチョ・ミンギュがトータル13アンダーで並び勝負は3つ巴のプレーオフに突入する。18番パー5で繰り返し行われたプレーオフ1ホール目は3人揃ってパー。勝負が動いたのは2ホール目だった。「いっちょ狙ってみるかなと勝負をかけた」という薗田のセカンドショットは花道から傾斜を下って池ポチャ。薗田はこのホールダブルボギーとしここで脱落してしまう。
ピン位置を変えて行われた3ホール目は小山内、チョ共に譲らずバーディ、そして迎えた4ホール目。3パットでボギーとしたチョ・ミンギュに対し、小山内は執念でパーをセーブ。18番グリーンに待機していた矢野東、谷原秀人らに向かってガッツポーズを見せ喜びを爆発させた小山内に、今季チャレンジツアーで共に戦ってきたディネッシュ・チャンド(フィジー)が駆け寄り熱い抱擁。肩車でチャンピオンを称えた。
圧倒的な飛距離を武器にツアー3勝を挙げ、飛ばし屋プロとして長く一戦を張ってきた小山内だったが、「ジョッキも持てなかった」という肘の痛みに苦しみ昨年初めてシード権を逃した。「当たり前のように試合に出ていましたけど、試合に出れることがどれだけ大事かを感じた」シードを落としてからは部屋に引きこもって韓国ドラマのDVD鑑賞を続ける日々。チャレンジツアーに出ても結果はふるわず、「ゴルフはダメかも」一時は転職すら考えたほどだった。