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欧米にはない“プレミアグッズ” 名前入りボールは日本特有の文化だった【記者の目】

欧米にはない“プレミアグッズ” 名前入りボールは日本特有の文化だった【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年10月14日 12時43分

先週の「ブリヂストンオープン」ではブリヂストンスポーツの新ボールがお披露目され、宮本勝昌近藤智弘など契約プロがさっそく実戦投入。そんな中、今季初優勝を挙げた比嘉一貴は、オウンネームのボールができるまで使わないという。

ジャンボ尾崎のオウンネームボールはこんな感じ【写真】

プロたるもの、名前の有無で微妙に視覚的にも影響が出るのかもしれない。そう思って理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。「ファンの人にボールを渡すとき、そっちのほうが喜んでもらえるかと思って」。

プレー中に自分のボールが判別しやすいという利点もあって、ほとんどの選手のボールには名前が入っている。なんとなく当たり前の事だと思っていたのだが、ファンにとっては、これがひとつの“プレミアグッズ”。比嘉の一言がきっかけとなり、他の選手のボールも気になった。

練習グリーンをのぞいていると、さっそくファンからサインを求められていたのが稲森佑貴。まさに稲森の名前入りボールを手にしたファンが集まっていた。「普通のボールをもらうより、絶対いいです。最高です」と差し出されたボールには、名前だけでなく似顔絵のイラストが入っている。

イラスト付きになったのは、今年の9月から。7月に出場した「全英オープン」ではまだ名前のみだったが、「“ヘイユーキ、ボールプリーズ!”って、名前だけでもすごく喜ばれました。子どもたちにも、ちょうだい、ちょうだいって言われて」と大好評だ。まだなじみのない海外ツアーでも、ボールをもらったファンにとっては“ゆうき”というプロは特別な選手の一人として、きっと記憶に残っただろう。

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