実際に使用している比嘉は「打った感じの飛び出しと転がりが良くなりました。あまりミスヒットが出ない」と答えている。ツアーでのオデッセイパターの使用率はおよそ55〜60%。そのうち20〜25%はストロークラボシャフトを挿しているという。いまや10人に1人はこのシャフトを使っている計算だ。
■赤いシャフトは黒いシャフトよりも硬い
では、黒いシャフトと赤いシャフトは何が違うのだろう。「単純にいうと硬さです」。中島氏は続ける。「ツアーでは従来の黒いストロークラボシャフトだとしなり感があって振りにくいという意見もありました。そこでカーボン部分を硬くして、スチール部分の先端も2インチ短くカットしたのです。黒が『R』くらいの硬さだとすると、赤は『S』とか『X』くらいの硬さになっています」。
なるほど、実際に2本のシャフトを比べてみると、赤いシャフトのほうは確かにカーボン部分が長くなっている。これだと赤いシャフトのほうが軟らかいのではと考えてしまうが、今はカーボンでもスチールより硬くできるという。2本を振り比べてみると、赤のほうが手元部分が硬いのがわかる。「ツアーでは自分の好みに合わせて、ヘッド形状、シャフト、グリップ、重さ、フェースインサートまで選ぶことができます。逆にそれくらいしないと、本当に合うパターにはならないんです」と中島氏は教えてくれた。
■“ピストルの弾”でグリップの重さを調整
実際、取材中には片山晋呉から「グリップは最高でどのくらい重たくできる? 重ければ重いほどいいんだけど」と注文が入る。でもそもそもグリップを重たくするってどうやってやるの? そこで冒頭部分の“ピストルの弾”が登場する。
■赤いシャフトは黒いシャフトよりも硬い
では、黒いシャフトと赤いシャフトは何が違うのだろう。「単純にいうと硬さです」。中島氏は続ける。「ツアーでは従来の黒いストロークラボシャフトだとしなり感があって振りにくいという意見もありました。そこでカーボン部分を硬くして、スチール部分の先端も2インチ短くカットしたのです。黒が『R』くらいの硬さだとすると、赤は『S』とか『X』くらいの硬さになっています」。
なるほど、実際に2本のシャフトを比べてみると、赤いシャフトのほうは確かにカーボン部分が長くなっている。これだと赤いシャフトのほうが軟らかいのではと考えてしまうが、今はカーボンでもスチールより硬くできるという。2本を振り比べてみると、赤のほうが手元部分が硬いのがわかる。「ツアーでは自分の好みに合わせて、ヘッド形状、シャフト、グリップ、重さ、フェースインサートまで選ぶことができます。逆にそれくらいしないと、本当に合うパターにはならないんです」と中島氏は教えてくれた。
■“ピストルの弾”でグリップの重さを調整
実際、取材中には片山晋呉から「グリップは最高でどのくらい重たくできる? 重ければ重いほどいいんだけど」と注文が入る。でもそもそもグリップを重たくするってどうやってやるの? そこで冒頭部分の“ピストルの弾”が登場する。