高校3年時の12年に「九州アマ」で優勝、「日本アマ」では3位に入るなど実績を残し、松山英樹らとともに「世界アマ」の代表にも選ばれた。2012年のプロ入り後は、何度も優勝争いに絡むも頂点には届かず。18年には出水田や、姉の香妻琴乃が初優勝を挙げるなかでシード落ち。「もう勝てないんじゃないかと思ったこともあった」と、苦しい時期を味わってきた。悲願の初優勝を間近に捉え、プレッシャーがのしかかる。
そんな姿を、我がことのように緊張の面持ちで見つめていたのが出水田。横峰さくらの父・良郎氏が鹿児島県内で開いたゴルフスクール「めだかクラブ」でともに腕を磨いてきた。「自分のゴルフよりも頭がいっぱいでした。すごく苦しんでいる場面も見てきたので、全部思い出して感動しました」と、これまでの思いをぶつけるように、ペットボトル15本分のウォーターシャワーでめいっぱい祝福した。
肌寒い御殿場で浴びる冷たい水にも、「これがウォーターシャワーなのかと。めちゃくちゃ気持ちよかったですね」と笑顔。たくさんの仲間に祝われた初優勝は、格別だった。(文・谷口愛純)
そんな姿を、我がことのように緊張の面持ちで見つめていたのが出水田。横峰さくらの父・良郎氏が鹿児島県内で開いたゴルフスクール「めだかクラブ」でともに腕を磨いてきた。「自分のゴルフよりも頭がいっぱいでした。すごく苦しんでいる場面も見てきたので、全部思い出して感動しました」と、これまでの思いをぶつけるように、ペットボトル15本分のウォーターシャワーでめいっぱい祝福した。
肌寒い御殿場で浴びる冷たい水にも、「これがウォーターシャワーなのかと。めちゃくちゃ気持ちよかったですね」と笑顔。たくさんの仲間に祝われた初優勝は、格別だった。(文・谷口愛純)