前回の19年大会では、堀川未来夢がトータル15アンダーで優勝しているが、内訳を見てみると、1〜6番までが15アンダーで、7〜18番までがパープレー。6番までに伸ばしたスコアが優勝スコアになっている。しかも、「今週は雨の影響でグリーンが止まるから、フェアウェイから打てる選手はけっこうチャンスにつけられると思う」と高橋。1〜6番ホールの3日間トータルの難易度を見てみると、13番目、17番目、14番目、12番目、11番目、18番目と確かに易しくなっている。
そして、後半の山場は15〜18番の4ホールになる。15番はインコース唯一のパー5だが、予選ラウンドの2日間は615ヤードと長く、2オンが狙えないことから、ティショットでドライバーを握らない選手も多かった。決勝ラウンドに入ってティが1つ前に出され、580ヤードのパー5に。3日目はドライバーを持つ選手が増えた。15番パー5の2日目の平均スコアは5.245で7番目に難しかったが、3日目は4.781で3番目に易しいホールに変わり、イーグルを獲る選手も現れた。
「予選2日間の15番はチャンスではなかった。決勝2日間の15番は後半の数少ないチャンスホールになる。次の16番パー3もチャンスで、17、18番をどう耐えるか」。3日間のトータルの平均スコアでは、16番パー3は2.963と4番目に易しいホールで、17番パー4は4.511でもっとも難しいホール、18番パー4は4.290で5番目に難しいホールとなっている。
展開によっては17番パー4でスコアを落とさないことが、勝敗を分けるかもしれない。強い雨風のなかでのラウンドで日没サスペンデッドとなった2日目は、5.017と平均でボギー以上のスコアとなった。翌日に全組が第2ラウンドを終えたときには、4.992と少し数字を下げている。
「2日目の17番は風向きを間違えて右にOBする選手が多かった。真後ろからのフォローだと思って打っていたけど、けっこう左から風が吹いていたんです。でも右のOBが怖いからといって簡単に左に逃げられない。ティショットでラフに入れると、グリーン手前の池につかまるからレイアップも必要になる」
2日目の17番は強い雨風もあって、右OBにする選手や、グリーン手前の池に入れる選手が続出。127人中ボギーは38人、ダブルボギーは28人、トリプルボギーは7人、それ以上の選手が4人もいたことが難しさを物語っている。風が穏やかだった第3ラウンドは、4.172で難易度は4番目と落ち着いたが、やや右に曲がっていくコースレイアウトで、ティショットの落としどころが狭いため、最終日も選手たちを苦しめることは間違いないだろう。
そして、後半の山場は15〜18番の4ホールになる。15番はインコース唯一のパー5だが、予選ラウンドの2日間は615ヤードと長く、2オンが狙えないことから、ティショットでドライバーを握らない選手も多かった。決勝ラウンドに入ってティが1つ前に出され、580ヤードのパー5に。3日目はドライバーを持つ選手が増えた。15番パー5の2日目の平均スコアは5.245で7番目に難しかったが、3日目は4.781で3番目に易しいホールに変わり、イーグルを獲る選手も現れた。
「予選2日間の15番はチャンスではなかった。決勝2日間の15番は後半の数少ないチャンスホールになる。次の16番パー3もチャンスで、17、18番をどう耐えるか」。3日間のトータルの平均スコアでは、16番パー3は2.963と4番目に易しいホールで、17番パー4は4.511でもっとも難しいホール、18番パー4は4.290で5番目に難しいホールとなっている。
展開によっては17番パー4でスコアを落とさないことが、勝敗を分けるかもしれない。強い雨風のなかでのラウンドで日没サスペンデッドとなった2日目は、5.017と平均でボギー以上のスコアとなった。翌日に全組が第2ラウンドを終えたときには、4.992と少し数字を下げている。
「2日目の17番は風向きを間違えて右にOBする選手が多かった。真後ろからのフォローだと思って打っていたけど、けっこう左から風が吹いていたんです。でも右のOBが怖いからといって簡単に左に逃げられない。ティショットでラフに入れると、グリーン手前の池につかまるからレイアップも必要になる」
2日目の17番は強い雨風もあって、右OBにする選手や、グリーン手前の池に入れる選手が続出。127人中ボギーは38人、ダブルボギーは28人、トリプルボギーは7人、それ以上の選手が4人もいたことが難しさを物語っている。風が穏やかだった第3ラウンドは、4.172で難易度は4番目と落ち着いたが、やや右に曲がっていくコースレイアウトで、ティショットの落としどころが狭いため、最終日も選手たちを苦しめることは間違いないだろう。