<ブリヂストンオープン 最終日◇10日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119ヤード・パー71>
前日「62」の大会コースレコードタイを叩き出し、2位に3打差をつけて単独首位に立った杉山知靖。この日は6バーディ・1ボギーの「66」と5つ伸ばし、トータル19アンダーとして終盤まで競った片岡尚之らを3打差で振り切り、ツアー初優勝を遂げた。
うれしそう! 初優勝カップを掲げてこの笑顔【写真】
シード権を持たないプロ7年目の28歳。初出場の大会で初めての単独首位。初優勝のかかる大一番でスムーズなプレーをするのはたやすいことではないが、重圧をはねのけたのは緻密な戦略と、実行できる技術力の高さだ。
1番パー4で2打目をガードバンカーに入れて、4メートルのパーパットが残ったがジャストタッチインでしのぐと、前半は2つ伸ばして折り返す。3打差で出た片岡は前半4つ伸ばして、1打差に詰め寄られる。後半に入り、片岡が12、14番と2つのバーディを取ったところで、二人はトータル17アンダーで並んだ。一進一退の戦いと思われたが、杉山が15、16番で連続バーディとして勝負をつけた。
「スタート前からゲームプランを考えて、自分のゴルフに集中して、1打1打の積み重ねだと思って。優勝ってことは意識しないように気を付けて回りました」。そうはいっても、過去の選手を見るとなかなか実行できるものでもない。「ティショットは(飛ばして)前にいくというより、まずはフェアウェイをキープ。2打目は自分の得意なラインを残して、いいバーディパットを打ちたいなと。ピン位置から逆算して冷静に考えられました」。片岡に並ばれても焦ることなく、自分のマネジメント、1打1打のショット、集中力を信じた結果だ。
前日「62」の大会コースレコードタイを叩き出し、2位に3打差をつけて単独首位に立った杉山知靖。この日は6バーディ・1ボギーの「66」と5つ伸ばし、トータル19アンダーとして終盤まで競った片岡尚之らを3打差で振り切り、ツアー初優勝を遂げた。
うれしそう! 初優勝カップを掲げてこの笑顔【写真】
シード権を持たないプロ7年目の28歳。初出場の大会で初めての単独首位。初優勝のかかる大一番でスムーズなプレーをするのはたやすいことではないが、重圧をはねのけたのは緻密な戦略と、実行できる技術力の高さだ。
1番パー4で2打目をガードバンカーに入れて、4メートルのパーパットが残ったがジャストタッチインでしのぐと、前半は2つ伸ばして折り返す。3打差で出た片岡は前半4つ伸ばして、1打差に詰め寄られる。後半に入り、片岡が12、14番と2つのバーディを取ったところで、二人はトータル17アンダーで並んだ。一進一退の戦いと思われたが、杉山が15、16番で連続バーディとして勝負をつけた。
「スタート前からゲームプランを考えて、自分のゴルフに集中して、1打1打の積み重ねだと思って。優勝ってことは意識しないように気を付けて回りました」。そうはいっても、過去の選手を見るとなかなか実行できるものでもない。「ティショットは(飛ばして)前にいくというより、まずはフェアウェイをキープ。2打目は自分の得意なラインを残して、いいバーディパットを打ちたいなと。ピン位置から逆算して冷静に考えられました」。片岡に並ばれても焦ることなく、自分のマネジメント、1打1打のショット、集中力を信じた結果だ。