■金谷拓実は60球の『コンバインテスト』を毎朝行う
「その日の距離感を掴む」というプロが多いなかで、今年からトラックマンを使い始めた賞金ランキング1位の金谷拓実のトラックマンの使い方が興味深い。毎朝、「精度で得点が出るコンバインテストをやっています」というのだ。
トラックマンの『コンバインテスト』は、60、70、80、90、100、120、140、160、180ヤードを狙うショットとドライバーショットの各3球×2セット、合計60球で行う。ドライバー以外は縦距離と方向性、ドライバーは方向性の正確さで採点され、最後に総合得点が出る。そのスコアは「MyTrackman.com」に送られ、世界中のゴルファーとスコアを競い合うことができるのだ。
金谷は「90点を越えていたら調子がいい。風とか気象条件で変わるので、その日の飛び方を確認します。きょうはいつもより飛ぶなと思ったらテンポを意識します」と語る。金谷はサラッと90点といったが、トラックマンのツアー担当、青木貴裕氏によると、「90点台を出すのは大変です。米ツアーのトップ選手でも80台後半が多い。90点台を出すとランキング上位に入ります」とのこと。
実際、金谷がマークしている「91.6」は、21年の世界中のランキングで5位にランクインしている。1位は英国のトップアマだが、3位にはパトリック・リード(米国)、9位にはビクトル・ホブラン(ノルウェー)といった米ツアーのトッププロの名前もある。今年、90点台をマークしているのは、金谷を含めて12人しかいないのだ。余談だが、この『コンバインテスト』は、アメリカの多くの大学がゴルフ特待生の入学試験に採用している。
金谷はナショナルチームのコーチ、ガレス・ジョーンズ氏から『コンバインテスト』を勧められ、5月から欧米ツアーを転戦した2カ月間で実施したところ、「いい練習」だと気づいた。「風が吹くなかで、テンポ、振り幅、球の高さをコントロールしないといけないので、それが自然と身につく。1球1球の練習が真剣になります」と、いまでは毎朝の日課となっている。
「その日の距離感を掴む」というプロが多いなかで、今年からトラックマンを使い始めた賞金ランキング1位の金谷拓実のトラックマンの使い方が興味深い。毎朝、「精度で得点が出るコンバインテストをやっています」というのだ。
トラックマンの『コンバインテスト』は、60、70、80、90、100、120、140、160、180ヤードを狙うショットとドライバーショットの各3球×2セット、合計60球で行う。ドライバー以外は縦距離と方向性、ドライバーは方向性の正確さで採点され、最後に総合得点が出る。そのスコアは「MyTrackman.com」に送られ、世界中のゴルファーとスコアを競い合うことができるのだ。
金谷は「90点を越えていたら調子がいい。風とか気象条件で変わるので、その日の飛び方を確認します。きょうはいつもより飛ぶなと思ったらテンポを意識します」と語る。金谷はサラッと90点といったが、トラックマンのツアー担当、青木貴裕氏によると、「90点台を出すのは大変です。米ツアーのトップ選手でも80台後半が多い。90点台を出すとランキング上位に入ります」とのこと。
実際、金谷がマークしている「91.6」は、21年の世界中のランキングで5位にランクインしている。1位は英国のトップアマだが、3位にはパトリック・リード(米国)、9位にはビクトル・ホブラン(ノルウェー)といった米ツアーのトッププロの名前もある。今年、90点台をマークしているのは、金谷を含めて12人しかいないのだ。余談だが、この『コンバインテスト』は、アメリカの多くの大学がゴルフ特待生の入学試験に採用している。
金谷はナショナルチームのコーチ、ガレス・ジョーンズ氏から『コンバインテスト』を勧められ、5月から欧米ツアーを転戦した2カ月間で実施したところ、「いい練習」だと気づいた。「風が吹くなかで、テンポ、振り幅、球の高さをコントロールしないといけないので、それが自然と身につく。1球1球の練習が真剣になります」と、いまでは毎朝の日課となっている。