「ガラリとセッティングが変わった」という印象を持つ石川遼は、「ここ20年のなかで一番ラフが短いとコースの方から聞きました。確かに記憶にないくらいラフは短い。ラフが深いと出すだけのショットが増えて、技術ではどうしようもないところが今まではありました。今年はみんなが打てる状態のラフだと思うので、そのなかでフライヤーしたり、どれだけ芝が絡むのかっていうのをしっかり合わせていける選手が上に行ける」と語る。
米国男子ツアーや欧州男子ツアーに参戦した経験を持つ谷原秀人は、今年のラフが短いセッティングを「非常に面白いと思います」と感じている。「7400ヤードとしっかり距離があるコースなのに、7100ヤードでやるのはもったいない。海外に出たときはロングアイアンでどんどんバーディチャンスにつけていくゴルフをしないといけない。そういうポテンシャルがあるコースなので、今年のひと味違ったセッティングはフェアでいいなと思います」。
谷原は続けて17番にも言及する。「17番は一番後ろのティだと、セカンドでピンまで200ヤード近く残って、いつもはラフに入ればレイアップ。それが今年は狙いたくなる。フライヤーを計算して、フライヤーしなかった池なので、難しさが出てくる。17番はエキサイトすると思いますし、考えさせられる楽しいセッティングですね」。
この試合に優勝すれば、ただ国内メジャータイトルを獲得できるだけでなく、6月下旬にドイツで行われるDP ワールドツアー(欧州男子)「BMWインターナショナル・オープン」と、 10月に日本で開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場資格が付与される。まさに海外挑戦への試金石となる大会となりそうだ。(文・下村耕平)
米国男子ツアーや欧州男子ツアーに参戦した経験を持つ谷原秀人は、今年のラフが短いセッティングを「非常に面白いと思います」と感じている。「7400ヤードとしっかり距離があるコースなのに、7100ヤードでやるのはもったいない。海外に出たときはロングアイアンでどんどんバーディチャンスにつけていくゴルフをしないといけない。そういうポテンシャルがあるコースなので、今年のひと味違ったセッティングはフェアでいいなと思います」。
谷原は続けて17番にも言及する。「17番は一番後ろのティだと、セカンドでピンまで200ヤード近く残って、いつもはラフに入ればレイアップ。それが今年は狙いたくなる。フライヤーを計算して、フライヤーしなかった池なので、難しさが出てくる。17番はエキサイトすると思いますし、考えさせられる楽しいセッティングですね」。
この試合に優勝すれば、ただ国内メジャータイトルを獲得できるだけでなく、6月下旬にドイツで行われるDP ワールドツアー(欧州男子)「BMWインターナショナル・オープン」と、 10月に日本で開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場資格が付与される。まさに海外挑戦への試金石となる大会となりそうだ。(文・下村耕平)