「プラスチックのクラブを杖替わりに立ったり、最初はそのクラブで壁をバンバン叩いていた」が、プラスチックのボールを打つことを教えると「何が楽しいのか、部屋の中を行ったりきたり、ボールを転がしていました」とすぐにゴルフに興味を持ったという。
次第にボールは転がるだけでなく、空中に浮くようになる。横になっている佳明さんのほほにボールが当たったこともしばしば。当時競技にも出場していた佳明さんは「うまいこと打つな」と感心し、2歳頃には練習場に連れて行くようになった。
プラスチックのクラブを振り回せば、当然破損する。そうすると泰果は大泣き。すぐに新しいセットを買い行き、同じものを6〜7セット購入したこともあるという。街に遊びに行くときはお気に入りのライダーベルトを腰に巻き、その手には必ずプラスチックのクラブが握られていた。
小学3年生の頃にゴルフの大会に初めて出場し、全国大会にまで進んだ。そこから本格的にゴルフにハマり、以来はゴルフ一筋だ。大学に進学するまでは、ゴルフ場やコースに行くのも常に佳明さんが一緒。まさに親子二人三脚で礎を築いた。(文・小高拓)
次第にボールは転がるだけでなく、空中に浮くようになる。横になっている佳明さんのほほにボールが当たったこともしばしば。当時競技にも出場していた佳明さんは「うまいこと打つな」と感心し、2歳頃には練習場に連れて行くようになった。
プラスチックのクラブを振り回せば、当然破損する。そうすると泰果は大泣き。すぐに新しいセットを買い行き、同じものを6〜7セット購入したこともあるという。街に遊びに行くときはお気に入りのライダーベルトを腰に巻き、その手には必ずプラスチックのクラブが握られていた。
小学3年生の頃にゴルフの大会に初めて出場し、全国大会にまで進んだ。そこから本格的にゴルフにハマり、以来はゴルフ一筋だ。大学に進学するまでは、ゴルフ場やコースに行くのも常に佳明さんが一緒。まさに親子二人三脚で礎を築いた。(文・小高拓)