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プロ14年目の小林伸太郎がツアー初優勝 片山晋呉から学んだ姿勢「“小林伸太郎の日”と思わせる」

プロ14年目の小林伸太郎がツアー初優勝 片山晋呉から学んだ姿勢「“小林伸太郎の日”と思わせる」

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年10月9日 16時23分

For The Players By The Players 最終日◇9日◇THE RAYSUM(群馬県)◇7137ヤード・パー71>

ポイント制のステーブルフォード方式(※)で行われた国内男子新規大会は、単独首位から出た小林伸太郎が5バーディ・2ボギーで8ポイントを獲得して、トータル41ポイントで逃げ切り。プロ14年目、36歳の小林が生まれ育った群馬の地でツアー初優勝を遂げた。

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最後まで攻めの姿勢は崩さなかった。16番パー3はグリーンの左サイドにピンが切られ、すぐ左には大きな池が待ち受ける。首位の小林は、ピンの右のセーフティゾーンではなく、ドローボールでピンに向かるショットを打ち、手前2メートルにつけた。

「あれは狙いました」という会心のショット。5ポイント差で追う2位の大岩が16番で5メートルのバーディパットを先に沈めたが、小林もすぐに取り返した。「あそこで(ティショットを安全に)逃げて(パーにして)いたら後手に回るので、ティショットは狙ってよかった」と狙い通りの一打で優勝争いを優位に進めた。

「日本ジュニア」、「日本アマ」を制すなどエリート街道を歩んできた36歳。「僕の中ではJGTOツアーで勝てていなかったのはネック。2位とかが多くて、優勝争いしていても取りこぼすことが多かった。その経験は大きかったと思います」。2009年にプロ転向してから、何度も優勝争いを経験してきたことがこの試合に生きた。

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