「飛ばしにいくときと、置きにいくときで再現性というか正確性がすごく上手い。飛ばしにいったときの飛距離がえげつなかった。きのうは(スコットが)置きにいったホールであんまり差がないな、と思って喜んでいたら、きょうは(飛ばしにいったホールで)50ヤードくらい離れていた(笑)」
しかし、そのスコットはトータル2オーバーで、比嘉はトータル6アンダー。ゴルフは飛距離だけではないことを証明した。「バーディチャンスの数でいえば、アダム・スコット選手のほうが多かった。それが決めきれなかったところで差が出たかなと思う。パターが入っていれば5アンダー以上は平気で出るようなショットの内容。やっぱりショット力の高さ、特にロングゲーム、ロングアイアンの上手さはすごいなと思いました」とメジャーチャンピオンとのラウンドは刺激となったようだ。
身長158センチの比嘉だが、先週の「ZOZOチャンピオンシップ」で体格の大きい米ツアーの選手たちと対峙。そして今週は予選ラウンドで183センチのスコットと回ったことで、ある手応えをつかんだ。「飛距離では競り合おうとは思わない。やっぱり130ヤード以内のゲームで負けたくない。体格差が関係ない部分ではリードしたいという思いがある。ZOZOでもそうだったんですけど、ウェッジゲームでは自信を持っていけると思っています」と話す。
首位タイには東北福祉大の後輩でもある金谷拓実、そして同4年の蝉川泰果が並んだ。「僕は松山(英樹)さんを見て大学時代を過ごしました。松山さんのように後輩をリードできるような存在になれたらいいなと思います」。スコットや松山から受けた刺激を、今度は後輩に還元していく。(文・下村耕平)
しかし、そのスコットはトータル2オーバーで、比嘉はトータル6アンダー。ゴルフは飛距離だけではないことを証明した。「バーディチャンスの数でいえば、アダム・スコット選手のほうが多かった。それが決めきれなかったところで差が出たかなと思う。パターが入っていれば5アンダー以上は平気で出るようなショットの内容。やっぱりショット力の高さ、特にロングゲーム、ロングアイアンの上手さはすごいなと思いました」とメジャーチャンピオンとのラウンドは刺激となったようだ。
身長158センチの比嘉だが、先週の「ZOZOチャンピオンシップ」で体格の大きい米ツアーの選手たちと対峙。そして今週は予選ラウンドで183センチのスコットと回ったことで、ある手応えをつかんだ。「飛距離では競り合おうとは思わない。やっぱり130ヤード以内のゲームで負けたくない。体格差が関係ない部分ではリードしたいという思いがある。ZOZOでもそうだったんですけど、ウェッジゲームでは自信を持っていけると思っています」と話す。
首位タイには東北福祉大の後輩でもある金谷拓実、そして同4年の蝉川泰果が並んだ。「僕は松山(英樹)さんを見て大学時代を過ごしました。松山さんのように後輩をリードできるような存在になれたらいいなと思います」。スコットや松山から受けた刺激を、今度は後輩に還元していく。(文・下村耕平)