母数については「ヒデキは日本から世界に出て行った1人。その母数を増やしていくことができれば、海外で活躍できる選手も増えると思う。いま21歳〜25歳くらいの選手をアマチュアのときからずっと見てきましたが、彼らに時間を与えれば達成できるのではないでしょうか。ただ一方で、まずは日本で活躍してどうやってトーナメントで勝つかを学び、資金的にも安定した土台を作ってチャレンジしてもらいたい」と語る。
また、選手層については、「同時に男子のプロの世界はすごく選手層がディープ(厚い)。アメリカでもヨーロッパでもアジアでも、勝つのはそんなに簡単ではない。女子にも強い選手はたくさんいるが、男子の選手層の厚さとは比べものにならない。『日本で成功して海外に行くぞ』と思う選手を増やしていけば勝ってくれると思う」という。
世界を見据えているのは蝉川だけではない。ともに24歳の金谷拓実と桂川有人、22歳の中島啓太、20歳の久常涼らナショナルチームOBに加え、22歳の河本力、24歳の大西魁斗と岩崎亜久竜ら、今年台頭してきた若手たちも世界最高峰の舞台での活躍を目指している。彼らは全員、2週前に日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場し、世界トップレベルを経験した。ジョーンズ氏が思い描く未来のカタチは、確実に近づいてきている。(文・下村耕平)
また、選手層については、「同時に男子のプロの世界はすごく選手層がディープ(厚い)。アメリカでもヨーロッパでもアジアでも、勝つのはそんなに簡単ではない。女子にも強い選手はたくさんいるが、男子の選手層の厚さとは比べものにならない。『日本で成功して海外に行くぞ』と思う選手を増やしていけば勝ってくれると思う」という。
世界を見据えているのは蝉川だけではない。ともに24歳の金谷拓実と桂川有人、22歳の中島啓太、20歳の久常涼らナショナルチームOBに加え、22歳の河本力、24歳の大西魁斗と岩崎亜久竜ら、今年台頭してきた若手たちも世界最高峰の舞台での活躍を目指している。彼らは全員、2週前に日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場し、世界トップレベルを経験した。ジョーンズ氏が思い描く未来のカタチは、確実に近づいてきている。(文・下村耕平)