<マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
プロデビュー戦Vを狙った蝉川泰果だったが、最終日は「69」で3つ伸ばすにとどまり、トータル7アンダーは28位タイと、思ったような結果にはならなかった。「予選通過はできたんですけど、優勝を期待されているなかで、こういう結果になってしまって悔しいなと思います」とプロ初戦を振り返った。
18番2打目はこんなシチュエーション【写真】
そんな蝉川が最後に魅せた。18番パー5のセカンドショットは残り163ヤードと得意のドライバーで稼いだが、目の前にある木がピンとかぶっていた。最終日のピンは右手前。少しでもショートすれば、池に入ってしまう。
木を避けて池が広がる右サイドからドローで打った球はグリーンの少し手前に着弾。ギャラリーからは「オォー!」と大きな歓声が上がったが、少し戻って今度は悲鳴に似た歓声に変わる。しかし、ボールはかろうじて止まり、再び大きな歓声となった。「普通あんなところで止まらないですよね。持っていますね」と本人はしたり顔だ。
「イーグル獲りたかったんですけど、ちょっと球が動きそうで怖かったので、早く打ちたかった」と、グリーンの手前のフェアウェイからのイーグルトライは、ショートして入らず。それでもバーディフィニッシュとして、大きな拍手に笑顔で応えた。「僕がギャラリーとして観に来ていた試合で、なおかつ去年はローアマを初めて獲れた試合。地元でもあるし、たくさんの声援もいただいたので楽しい試合でした」。
プロデビュー戦Vを狙った蝉川泰果だったが、最終日は「69」で3つ伸ばすにとどまり、トータル7アンダーは28位タイと、思ったような結果にはならなかった。「予選通過はできたんですけど、優勝を期待されているなかで、こういう結果になってしまって悔しいなと思います」とプロ初戦を振り返った。
18番2打目はこんなシチュエーション【写真】
そんな蝉川が最後に魅せた。18番パー5のセカンドショットは残り163ヤードと得意のドライバーで稼いだが、目の前にある木がピンとかぶっていた。最終日のピンは右手前。少しでもショートすれば、池に入ってしまう。
木を避けて池が広がる右サイドからドローで打った球はグリーンの少し手前に着弾。ギャラリーからは「オォー!」と大きな歓声が上がったが、少し戻って今度は悲鳴に似た歓声に変わる。しかし、ボールはかろうじて止まり、再び大きな歓声となった。「普通あんなところで止まらないですよね。持っていますね」と本人はしたり顔だ。
「イーグル獲りたかったんですけど、ちょっと球が動きそうで怖かったので、早く打ちたかった」と、グリーンの手前のフェアウェイからのイーグルトライは、ショートして入らず。それでもバーディフィニッシュとして、大きな拍手に笑顔で応えた。「僕がギャラリーとして観に来ていた試合で、なおかつ去年はローアマを初めて獲れた試合。地元でもあるし、たくさんの声援もいただいたので楽しい試合でした」。