ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

堀川未来夢のバッグで一番新しいのは19年モデル!? 「手のヒラの感覚がほしい」【勝者のギア】

堀川未来夢のバッグで一番新しいのは19年モデル!? 「手のヒラの感覚がほしい」【勝者のギア】

配信日時:2022年11月8日 16時18分

“球を操作する”といっても、なんでもかんでも曲げてピンを攻めるわけではない。「ドライバーでフェードは打てない、スプーンではドローは打てない、アイアンでドローは打てない」と割り切っている。普通はグリーン左サイドにピンが切ってあれば、セカンドショットのアイアンはグリーンの真ん中からドローをかけて攻めていくのがセオリー。しかし、堀川の場合は「ドローが打てないので、ピンからのフェードで右サイドに打ってパッティング。それだけです」と自分の苦手なことはしない。そのマネジメントは徹底している。

■極太グリップは「フェースの開閉が少ない」
堀川といえば、プロになる前から極太グリップを使っていることでも有名。かつては下巻きテープを7重巻きにしているときもあったが、いまはエリートグリップで二番目に太い『Y360sXT TOUR20』(バックライン無し)を挿している。それでも下巻きは3重巻きにしているのだが…。

「例えば、インパクトでズレてフェースの開閉が起こったとき、細いシャフトで5ミリ動けばフェース面はかなり動くけど、太いシャフトならフェース面は少ししか動かない。太ければ太いだけ、フェースの開閉は少ないと思う」と、やはり飛ばすことよりも、曲げないことを第一に考えている。

■ノンインサートは「すごく飛んでくれる」
そして、20年にパターイップスを発症した堀川は、センターシャフトでマレット型のノンインサートパター『ファントムX 6STR』を使う。「あのパターは振りに対してすごく飛んでくれるという利点がある。“打つ”という動作はあまり得意ではないので、小さい動きで飛んでくれたほうが、僕的にパッティングエラーが出にくい」。

イップスを発症すると、“重いグリーンで上り”といった、自分で打たなければならない動きが苦手になる。だから、小さな振り幅で広いレンジを打てるパターの方がいい。やわらかいインサートのパターは、ソフトな打感で高速グリーンでもパンチが入りにくいという利点があるが、いまの堀川にはマイナスに働くようだ。

そして、センターシャフトを使うことに関しては、シャフトとフェースのオフセットが少ないためインパクトで緩みにくいことに加え、「ショートパットに強いし、芯をズラして球を操作しやすい」という利点がある。
連載

勝者のギア

関連記事

マイナビABCチャンピオンシップのニュース

JGTOツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO (国内男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催中
    東建ホームメイトカップ
  2. JLPGA (国内女子)
  3. PGA (米国男子)
    2025年4月10日 4月13日
    速報中
    マスターズ
  4. DP World (欧州男子)
    2025年4月10日 4月13日
    速報中
    マスターズ

おすすめコンテンツ

関連サイト