「ABCは2段グリーンが極端に多いので、段越えのパッティングを練習ラウンドのときから重点的にやりました。やっぱり同じ段に乗せようと思うと、奥にかまをほって(グリーンオーバー)しまったりする。すべてピンを狙うのではなく、セーフティなほうにターゲットをとることができたし、ロングパットの距離感がすごく合っていたので、そういったマネジメントがいい方向につながった」
顕著だったのは終盤の15番パー5。ティショットをドライバーで打ち、セカンドは3番ウッドでギリギリの距離だった。「右のバンカーなら問題ないと思っていた」と、そのバンカーに入れた。ピンまでは35ヤードほど。距離の長いバンカーはプロでも難しいが、52度でグリーン面に乗せて転がし、80センチに寄せてバーディ。ここでトータル16アンダーとして単独首位に抜け出した。
「右のバンカーは距離があるけど、足が使えて5ヤードくらい先に落とせば自然に寄ってくれる。難易度は10段階で2とか3。ワンピン以内のバーディパットが打てる感覚があった」とマネジメント通りの最善策でバーディを奪ったのだった。
そして、もう一つマネジメントで徹底したのが、3番ウッドで低く打つスティンガーショット。堀川が昔から武器にしているショットで、3日目も最終日もドライバーを握ったのは2回だけ。「ティショットでドライバーを持つ回数はかなり減りましたね。去年の半分以下にはなっています」 と、4つのパー5のうち、3回は3番ウッドのスティンガーを打っていたのだ。
「ABCはティショットが両サイド狭いとか両サイド広いというよりかは、どちらかにプレッシャーがあるホールが多い。セーフティなほうに曲がったとしても、行きすぎると逆に危険になってしまったりする」
堀川が例に挙げたのは、右ドッグレッグの6番パー5。ドライバーでフェアウェイに打てても、2オンを狙うには右の斜面が効いているため、スライスをかけないといけないホールだ。左には崖があるため、右のラフに外す選手が多い。ここで堀川は2オンを狙わず3番ウッドでティショットを打ち、2打目は5番ウッドでレイアップ。残り102ヤードの3打目を52度で3メートルにつけてバーディを奪った。
顕著だったのは終盤の15番パー5。ティショットをドライバーで打ち、セカンドは3番ウッドでギリギリの距離だった。「右のバンカーなら問題ないと思っていた」と、そのバンカーに入れた。ピンまでは35ヤードほど。距離の長いバンカーはプロでも難しいが、52度でグリーン面に乗せて転がし、80センチに寄せてバーディ。ここでトータル16アンダーとして単独首位に抜け出した。
「右のバンカーは距離があるけど、足が使えて5ヤードくらい先に落とせば自然に寄ってくれる。難易度は10段階で2とか3。ワンピン以内のバーディパットが打てる感覚があった」とマネジメント通りの最善策でバーディを奪ったのだった。
そして、もう一つマネジメントで徹底したのが、3番ウッドで低く打つスティンガーショット。堀川が昔から武器にしているショットで、3日目も最終日もドライバーを握ったのは2回だけ。「ティショットでドライバーを持つ回数はかなり減りましたね。去年の半分以下にはなっています」 と、4つのパー5のうち、3回は3番ウッドのスティンガーを打っていたのだ。
「ABCはティショットが両サイド狭いとか両サイド広いというよりかは、どちらかにプレッシャーがあるホールが多い。セーフティなほうに曲がったとしても、行きすぎると逆に危険になってしまったりする」
堀川が例に挙げたのは、右ドッグレッグの6番パー5。ドライバーでフェアウェイに打てても、2オンを狙うには右の斜面が効いているため、スライスをかけないといけないホールだ。左には崖があるため、右のラフに外す選手が多い。ここで堀川は2オンを狙わず3番ウッドでティショットを打ち、2打目は5番ウッドでレイアップ。残り102ヤードの3打目を52度で3メートルにつけてバーディを奪った。