ベテランを尻目に20代の若手の台頭が目立った1年でもあった。「予選カットラインが明らかに上がっていると感じていた。飛んで曲がらない子が多いし、いいスイングをする子も多い。そこに対抗するためには彼らが持っていないものを作らないと勝負にならない。もう1回上がってこられるようにがんばります。1ミリも落ち込んでいません」。再来週のファイナルQTに出場し、下部のABEMAツアー参戦も覚悟しゴルフを作り直すと前を向いた。
■シード1年組の3人も涙
昨季賞金ランキング30位に入り、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも出場した25歳の古川雄大。今年5月に左足首じん帯損傷を患い、3試合休んで完治しないまま復帰も、苦しい1年となった。
賞金ランキング88位で今大会を迎えていた。大会初日の平均パット数108位と出場選手中最下位が今年の悪さを示す。「ショットはいいのにパットが入らないことが多かったです。ケガもありましたが、自分のゴルフ力不足。小平(智)さんは、米国でやっていて帰ってきてすぐシード取っちゃうから、やっぱりすごいですね。自分のスキルをもっと磨くべきという考えになっています。オフは初心に戻ってトレーニングや練習量を増やします。スキルを高めるためにゴルフの知識も増やしたいです。ファイナルQTまでにパッティングは修正して、あがいてファイナルQTに挑みたいと思います」。この1年で学んだことを今後のゴルフ人生にいかす。
昨季、40位で初シードを獲得した内藤寛太郎はあっという間に時間が過ぎてしまった。「開幕直前にクラブを替えて、しっくりこないまま始まり、微調整も完璧にできないまま終わっちゃいました。スイングのことやコースマネジメントのこととかいろいろと考えながらやっていたんですけど、うまくいかないまま中間ぐらいまでいって、気づいたら最終戦を迎えていました。QTで上位に入ればまた来年も出られます。やることは変わらないので、もう1試合増えたと思ってやります」。賞金ランキング72位で今大会を迎えていただけに予選通過をすればシード継続のチャンスもあったが、涙を飲んだ。
漫画『北斗の拳』の主人公が名前の由来の池上憲士郎は、昨年の「フジサンケイクラシック」でウェイティングから出場権をつかむと切れ味鋭いショットを見せて2位タイに入り、初シードを手繰り寄せた。シード1年目は「ショットはよかったのですが、いろいろかみ合わない部分が多かったです。まあしょうがないですね。結果なので。シーズン当初はいい感じでは入れていたのですが、結果が思うような感じに転がってくれなかったですね。(ファイナルQT?)まあ、考えます…」。開幕から9戦連続予選落ちを喫したが、中盤以降は8試合連続決勝ラウンドに進出したが週末に伸ばせず、賞金ランキング92位に沈んでいた。
■シード1年組の3人も涙
昨季賞金ランキング30位に入り、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも出場した25歳の古川雄大。今年5月に左足首じん帯損傷を患い、3試合休んで完治しないまま復帰も、苦しい1年となった。
賞金ランキング88位で今大会を迎えていた。大会初日の平均パット数108位と出場選手中最下位が今年の悪さを示す。「ショットはいいのにパットが入らないことが多かったです。ケガもありましたが、自分のゴルフ力不足。小平(智)さんは、米国でやっていて帰ってきてすぐシード取っちゃうから、やっぱりすごいですね。自分のスキルをもっと磨くべきという考えになっています。オフは初心に戻ってトレーニングや練習量を増やします。スキルを高めるためにゴルフの知識も増やしたいです。ファイナルQTまでにパッティングは修正して、あがいてファイナルQTに挑みたいと思います」。この1年で学んだことを今後のゴルフ人生にいかす。
昨季、40位で初シードを獲得した内藤寛太郎はあっという間に時間が過ぎてしまった。「開幕直前にクラブを替えて、しっくりこないまま始まり、微調整も完璧にできないまま終わっちゃいました。スイングのことやコースマネジメントのこととかいろいろと考えながらやっていたんですけど、うまくいかないまま中間ぐらいまでいって、気づいたら最終戦を迎えていました。QTで上位に入ればまた来年も出られます。やることは変わらないので、もう1試合増えたと思ってやります」。賞金ランキング72位で今大会を迎えていただけに予選通過をすればシード継続のチャンスもあったが、涙を飲んだ。
漫画『北斗の拳』の主人公が名前の由来の池上憲士郎は、昨年の「フジサンケイクラシック」でウェイティングから出場権をつかむと切れ味鋭いショットを見せて2位タイに入り、初シードを手繰り寄せた。シード1年目は「ショットはよかったのですが、いろいろかみ合わない部分が多かったです。まあしょうがないですね。結果なので。シーズン当初はいい感じでは入れていたのですが、結果が思うような感じに転がってくれなかったですね。(ファイナルQT?)まあ、考えます…」。開幕から9戦連続予選落ちを喫したが、中盤以降は8試合連続決勝ラウンドに進出したが週末に伸ばせず、賞金ランキング92位に沈んでいた。