「JTカップは選ばれた人しか出ることができない、特別なトーナメント。良い一年を締めくくりたいという部分ではやっぱり優勝したい。それができるチャンスなので、賞金王になったことは置いておいて、気を引き締めて今週は頑張りたいと思っています」。賞金王という目標はクリアしたが、消化試合にするつもりはない。

フェードヒッターが有利といわれるコースも、「いままでは持ち球のドローボールで攻めていたんですけど、今年は割とフェードボールも打てるようになったので、それが試合でもしっかりできれば、いままで以上にいいプレーができるのかなと思います」。今大会の最高成績は、昨年の12位タイ。今季5勝目と伊澤超えに比嘉が挑む。（文・下村耕平）