だが、この勝利は決してタナボタではない。3日目終了後、日が落ちて真っ暗になった練習グリーンで、クラブハウスの明かりを頼りに1人ボールを転がし続けていたのが久保谷だった。キャディも他の選手もいない。静寂の中黙々とパッティングストロークと向き合った。「練習だけは人よりはやっている」。悩みを抱えながら、17番、18番では共に約1.5メートルのしびれるパーパットをねじ込んだ。プレーオフの末ベ・サンムン(韓国)に敗れた昨年大会から1年越しでつかんだビッグタイトル。「神様は見ていてくれたのかな」。
【最終結果】
優勝:久保谷健一(+8)
2位:ジュビック・パグンサン(+9)
3位:平塚哲二(+10)
4位T:呉阿順(+12)
4位T:キム・ドフン(+12)
4位T:宮里優作(+12)
7位T:松山英樹(+13)※アマチュア
7位T:宮里聖志(+13)
7位T:I・J・ジャン(+13)
10位T:池田勇太(+14)他2名
19位T:中嶋常幸(+13)他4名
24位T:藤田寛之(+18)他3名
35位T:石川遼(+20)他2名
【最終結果】
優勝:久保谷健一(+8)
2位:ジュビック・パグンサン(+9)
3位:平塚哲二(+10)
4位T:呉阿順(+12)
4位T:キム・ドフン(+12)
4位T:宮里優作(+12)
7位T:松山英樹(+13)※アマチュア
7位T:宮里聖志(+13)
7位T:I・J・ジャン(+13)
10位T:池田勇太(+14)他2名
19位T:中嶋常幸(+13)他4名
24位T:藤田寛之(+18)他3名
35位T:石川遼(+20)他2名