<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇11日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催された「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。単独首位スタートの石川遼は前半で2つのパー5でバーディを奪取。首位をキープし折り返すと、10番から怒涛の3連続バーディを奪取。2位に一時は4打差をつけるも、13番パー3で3パットのボギーを叩き一歩後退。15番では5メートルのバーディパットを沈めるが、続く16、17番と痛恨の連続ボギー。松村道央に1打差に詰め寄られる。
1打速報で優勝までの全ショットを振り返る
そして迎えた最終18番パー5、ティショットでフェアウェイをキープすると残り228ヤードのセカンドを5番ウッドでピン手前6メートルにのせイーグルチャンスにつける。松村はこのホール、惜しくもイーグルを逃しバーディでフィニッシュ。石川もイーグルは逃したが、しっかりとバーディを奪取。1打差のリードを守りきり、トータル15アンダーで2年ぶりの勝利を挙げた。石川はこれでツアー通算10目。今年9月の「キヤノンオープン」で池田勇太がマークしたツアー最年少10勝の記録を更新した。
10勝目の勝ち星は石川にとって簡単な勝利ではなかった。快調にスコアを伸ばしたものの、「終盤は苦しかった」パットが乱れスコアを落とした。それを乗り越えてやっとつかんだ勝利。「一番色々なことを乗り越えた優勝だと思う」。
勝てなかった2年間は、報道陣やファンの前では気丈に振舞っていたが「練習しても上手くならないんじゃないか」と思ったこともあったという。ウィニングパットを決めた後、今まで支えてくれた人たちの顔を見ると涙が溢れた。会見場でも「本当に2年間申し訳なかった。サポートしてくれている人たちに何も出来ていなかった。この優勝は僕を支えてくれたすべての人たちに喜んでもらいたい」と涙。喜びよりも「正直、ホッとしている」と安堵感の方が強い勝利となった。
静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催された「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。単独首位スタートの石川遼は前半で2つのパー5でバーディを奪取。首位をキープし折り返すと、10番から怒涛の3連続バーディを奪取。2位に一時は4打差をつけるも、13番パー3で3パットのボギーを叩き一歩後退。15番では5メートルのバーディパットを沈めるが、続く16、17番と痛恨の連続ボギー。松村道央に1打差に詰め寄られる。
1打速報で優勝までの全ショットを振り返る
そして迎えた最終18番パー5、ティショットでフェアウェイをキープすると残り228ヤードのセカンドを5番ウッドでピン手前6メートルにのせイーグルチャンスにつける。松村はこのホール、惜しくもイーグルを逃しバーディでフィニッシュ。石川もイーグルは逃したが、しっかりとバーディを奪取。1打差のリードを守りきり、トータル15アンダーで2年ぶりの勝利を挙げた。石川はこれでツアー通算10目。今年9月の「キヤノンオープン」で池田勇太がマークしたツアー最年少10勝の記録を更新した。
10勝目の勝ち星は石川にとって簡単な勝利ではなかった。快調にスコアを伸ばしたものの、「終盤は苦しかった」パットが乱れスコアを落とした。それを乗り越えてやっとつかんだ勝利。「一番色々なことを乗り越えた優勝だと思う」。
勝てなかった2年間は、報道陣やファンの前では気丈に振舞っていたが「練習しても上手くならないんじゃないか」と思ったこともあったという。ウィニングパットを決めた後、今まで支えてくれた人たちの顔を見ると涙が溢れた。会見場でも「本当に2年間申し訳なかった。サポートしてくれている人たちに何も出来ていなかった。この優勝は僕を支えてくれたすべての人たちに喜んでもらいたい」と涙。喜びよりも「正直、ホッとしている」と安堵感の方が強い勝利となった。