＜カシオワールドオープン　最終日◇25日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,300ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「カシオワールドオープン」が終了。最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季の優勝者と賞金ランキング上位者だけが出場できる大会のため、この大会で来季の賞金シード選手70名が決定した。

各種ツアーランキング

　27位のルーク・ドナルド(イングランド)は出場規定数に達していないため除外。71位までの選手が賞金ランキングによるツアートーナメント出場権を獲得する。「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」を制した藤本佳則、イ・キョンフン(韓国)、ジュビック・パグンサン(フィリピン)、川村昌宏、浅地洋佑らが初シードを獲得。

　「日本プロゴルフ選手権大会　日清カップヌードル杯」で2位に入った深堀圭一郎や塚田好信、そしてこの大会圧巻の6連続バーディ締めで35位に入り賞金ランク69位に入った細川和彦らがシード権を取り戻した。

　初シードを獲得した川村は「何とか1年上手くやってこれました。来年もこんな感じでできれば。オフにしっかり練習して準備して不安なく開幕戦を迎えられるしたい」とコメント。劇的なフィニッシュでシードを取り戻した細川は「苦しかった。病気になるんじゃないか、と思った。優勝の次に嬉しい」。6連続バーディには「今年は一生懸命練習した。ゴルフの神様が見ていてくれた」と涙ぐみながら話した。