「渾身のバーディを獲ってもブレンダンが獲ってくるので。1つでもミスをすれば置いていかれそうな展開だった」しびれる戦いを続け、終盤を迎えるとプレッシャーから体が動かなくなっていた。しかし「ここまで来たら自分の思うがままに体を動かしていこうと思った」と開き直ると、15番ではボギーを叩くも、16番、17番は気合いのパーセーブ。勝利への希望をつなぐ。18番のティショットも右のバンカーに入れ、セカンドは5番アイアンか4番かを迷った末に4番アイアンを選択。「5番だと良いショットをしても手前10メートルくらいのパットが残る。ピンを狙っていくしかない、攻めるなら徹底的に攻めようと思って4番にした」この攻めの気持ちが土壇場でバーディを呼び込んだ。
優勝インタビューでは「ブレンダンがいなかったらここまで良いプレーはできなかった。戦えたことを誇りに思う」と死闘を演じたジョーンズへの感謝の涙。飛ばし屋同士が互いに刺激しあって最高にしびれるドラマが生まれた。石川はこれで今季早くも2勝目。爆発力が持ち味の17歳が、抜群の安定感をも備え新たなステージに入ったことを印象づけた完全優勝だった。その石川は6日(木)に渡米し、これまで2度跳ね返された米国メジャーに挑む。「全米プロを経験して、日本に帰ってきてまた大きくなっていきたい。ドライバーをアメリカの地でどれだけ振れるか挑戦ですね」最高の状態で挑む大舞台で今度こそ予選の壁を突き破る。
【最終結果】
優勝:石川遼(-17)
2位:ブレンダン・ジョーンズ(-16)
3位:池田勇太(-13)
4位T:片山晋呉(-12)
4位T:山下和宏(-12)
4位T:津曲泰弦(-12)
7位:矢野東(-10)
8位T:宮里優作(-7)
8位T:金亨成(キム・ヒョンソン)(-7)
8位T:冨山聡(-7)
8位T:藤田寛之(-7)
優勝インタビューでは「ブレンダンがいなかったらここまで良いプレーはできなかった。戦えたことを誇りに思う」と死闘を演じたジョーンズへの感謝の涙。飛ばし屋同士が互いに刺激しあって最高にしびれるドラマが生まれた。石川はこれで今季早くも2勝目。爆発力が持ち味の17歳が、抜群の安定感をも備え新たなステージに入ったことを印象づけた完全優勝だった。その石川は6日(木)に渡米し、これまで2度跳ね返された米国メジャーに挑む。「全米プロを経験して、日本に帰ってきてまた大きくなっていきたい。ドライバーをアメリカの地でどれだけ振れるか挑戦ですね」最高の状態で挑む大舞台で今度こそ予選の壁を突き破る。
【最終結果】
優勝:石川遼(-17)
2位:ブレンダン・ジョーンズ(-16)
3位:池田勇太(-13)
4位T:片山晋呉(-12)
4位T:山下和宏(-12)
4位T:津曲泰弦(-12)
7位:矢野東(-10)
8位T:宮里優作(-7)
8位T:金亨成(キム・ヒョンソン)(-7)
8位T:冨山聡(-7)
8位T:藤田寛之(-7)