<ANAオープンゴルフトーナメント 最終日>◇20日◇札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
18歳最初のトーナメント。初日はショートゲームの成長を見せ、2日目もきっちり上位をキープ。3日目に崩れ優勝争いからは脱落したが、最終日はこれぞ石川遼といったド派手なプレーで北海道のギャラリーを熱狂させた。
石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
札幌カントリー倶楽部・輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の最終日。ホストプロとして初めて予選を通過した石川は、この日1つスコアを伸ばしトータル5アンダーの18位タイで充実の4日間を終えた。最終日は波乱の立ち上がりだった。1番のティショットは左に曲がり林の木を直撃するとOBゾーンへ。セーフだと思ってセカンド地点へ歩いていた石川はティグラウンドへ引き返し打ち直すハメに。このスタートホールをいきなりダブルボギーとし2アンダーまでスコアを落としてしまう。その後も悪い流れが続いていたが、中盤に今大会最大の見せ場を作る。
まずは距離の短いパー4の7番、ティショットをフェアウェイに置くと残り約100ヤードのセカンドショットを直接カップに放り込みイーグルを奪取。さらにこれで見せ場は終わらない。直後の8番でボギーの後の9番ロング。グリーン左のラフから放った約15ヤードのアプローチはフワリと舞い上がり手前でバウンドしてカップイン。圧巻の2つ目のチップインイーグルを奪い18歳の体が躍動した。ハーフターン後もショットは乱れ、パットに苦しむ場面が見られたが、なんとかしのいで後半はスコアを落とすことなくホールアウト。首位との差はほとんど縮まらなかったが石川自身「記憶にない」という1試合2つのチップインイーグルで北海道のファンの記憶に強烈なインパクトを残してみせた。
「イーグル2つはマグレです。1つ目はバックスピンで戻っちゃうかなと思ったら入りましたね。2つ目は良いショットが打てました」と溜まったフラストレーションを吹き飛ばしたイーグルを振り返った石川。しかし、この2つのビッグプレーで結果的にアンダーでまわることは出来たが、ショット、パット共に調子が上がらないまま最終日を終了。「4日間の中で練習場では一番良かった」と自信を持って臨んだショットは難コースと吹き荒れる風に跳ね返され、パッティングも最後まで苦しんだ。
18歳最初のトーナメント。初日はショートゲームの成長を見せ、2日目もきっちり上位をキープ。3日目に崩れ優勝争いからは脱落したが、最終日はこれぞ石川遼といったド派手なプレーで北海道のギャラリーを熱狂させた。
石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
札幌カントリー倶楽部・輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の最終日。ホストプロとして初めて予選を通過した石川は、この日1つスコアを伸ばしトータル5アンダーの18位タイで充実の4日間を終えた。最終日は波乱の立ち上がりだった。1番のティショットは左に曲がり林の木を直撃するとOBゾーンへ。セーフだと思ってセカンド地点へ歩いていた石川はティグラウンドへ引き返し打ち直すハメに。このスタートホールをいきなりダブルボギーとし2アンダーまでスコアを落としてしまう。その後も悪い流れが続いていたが、中盤に今大会最大の見せ場を作る。
まずは距離の短いパー4の7番、ティショットをフェアウェイに置くと残り約100ヤードのセカンドショットを直接カップに放り込みイーグルを奪取。さらにこれで見せ場は終わらない。直後の8番でボギーの後の9番ロング。グリーン左のラフから放った約15ヤードのアプローチはフワリと舞い上がり手前でバウンドしてカップイン。圧巻の2つ目のチップインイーグルを奪い18歳の体が躍動した。ハーフターン後もショットは乱れ、パットに苦しむ場面が見られたが、なんとかしのいで後半はスコアを落とすことなくホールアウト。首位との差はほとんど縮まらなかったが石川自身「記憶にない」という1試合2つのチップインイーグルで北海道のファンの記憶に強烈なインパクトを残してみせた。
「イーグル2つはマグレです。1つ目はバックスピンで戻っちゃうかなと思ったら入りましたね。2つ目は良いショットが打てました」と溜まったフラストレーションを吹き飛ばしたイーグルを振り返った石川。しかし、この2つのビッグプレーで結果的にアンダーでまわることは出来たが、ショット、パット共に調子が上がらないまま最終日を終了。「4日間の中で練習場では一番良かった」と自信を持って臨んだショットは難コースと吹き荒れる風に跳ね返され、パッティングも最後まで苦しんだ。