(2)理由
調査報告書で認定されていますとおり、片山プロは、本プロアマ大会において、同伴のアマチュアの方に対して、一言声を掛けたり、承諾を求めたりすることもないまま、パッティング練習やアプローチ練習を行っており、同伴のアマチュアの方に対するホスピタリティに欠けていたと言わざるを得ません。このような片山プロの応対は、プロアマ大会に参加されるアマチュアの方の満足度の向上に努めてきた弊機構の取組みと逆行するものであり、弊機構としても看過できるものではありません。
他方で、弊機構においては、プロアマ大会におけるプロの行為の準則となるべき規程やガイドラインが存在せず、これまで、個々のプロに対して、プロアマ大会におけるアマチュアの方への応対方法に関する具体的な指導まで行っておりませんでした。そのため、本件が発生したことの責任の一端は弊機構にもあり、その責任を偏に片山プロに押し付けることもできないものと考えられます。
また、片山プロにおいては、本プロアマ大会において上記の不適切な応対があったとは認められるものの、同伴のアマチュアの方に対して、暴力的又は侮蔑的な発言や行為を行った事実は認められず、また、自らツアートーナメントの出場の自粛を公表しており、既に一定の制裁を受けているものとも考えられます。加えて、本プロアマ大会において不愉快な思いをされたご招待客様も既に片山プロの謝罪を受け入れ、片山プロの復帰を望んでおります。
以上の事実を踏まえると、弊機構としては、片山プロに対して、懲戒処分に該当する出場停止の処分を科する必要まではなく、厳重注意処分を科することが相当と判断いたしました。
2. 本件の再発防止策の具体的な内容
弊機構としましては、二度と本件のような事態が生じることがないよう、調査報告書の内容を真摯に受け止めるとともに、調査委員会による再発防止策の提言を踏まえて、2018年9月3日の定例理事会にて諮り、以下の再発防止策に取り組んで参る所存です。
(1)プロアマ大会における行為準則の整備
プロアマ大会におけるツアープレーヤーの行為の準則となるべき規程やガイドラインを定める(プロアマ大会におけるツアープレーヤーの個人的な練習行為については、ホールアウト後に同伴アマチュアの承諾を得た場合に限る等の条件を規定する)。ただし、プロゴルファーのアスリートとしての尊厳を損なわず、各自の自覚と創意工夫が発揮できるように、行為準則には一定の柔軟性を持たせる。
調査報告書で認定されていますとおり、片山プロは、本プロアマ大会において、同伴のアマチュアの方に対して、一言声を掛けたり、承諾を求めたりすることもないまま、パッティング練習やアプローチ練習を行っており、同伴のアマチュアの方に対するホスピタリティに欠けていたと言わざるを得ません。このような片山プロの応対は、プロアマ大会に参加されるアマチュアの方の満足度の向上に努めてきた弊機構の取組みと逆行するものであり、弊機構としても看過できるものではありません。
他方で、弊機構においては、プロアマ大会におけるプロの行為の準則となるべき規程やガイドラインが存在せず、これまで、個々のプロに対して、プロアマ大会におけるアマチュアの方への応対方法に関する具体的な指導まで行っておりませんでした。そのため、本件が発生したことの責任の一端は弊機構にもあり、その責任を偏に片山プロに押し付けることもできないものと考えられます。
また、片山プロにおいては、本プロアマ大会において上記の不適切な応対があったとは認められるものの、同伴のアマチュアの方に対して、暴力的又は侮蔑的な発言や行為を行った事実は認められず、また、自らツアートーナメントの出場の自粛を公表しており、既に一定の制裁を受けているものとも考えられます。加えて、本プロアマ大会において不愉快な思いをされたご招待客様も既に片山プロの謝罪を受け入れ、片山プロの復帰を望んでおります。
以上の事実を踏まえると、弊機構としては、片山プロに対して、懲戒処分に該当する出場停止の処分を科する必要まではなく、厳重注意処分を科することが相当と判断いたしました。
2. 本件の再発防止策の具体的な内容
弊機構としましては、二度と本件のような事態が生じることがないよう、調査報告書の内容を真摯に受け止めるとともに、調査委員会による再発防止策の提言を踏まえて、2018年9月3日の定例理事会にて諮り、以下の再発防止策に取り組んで参る所存です。
(1)プロアマ大会における行為準則の整備
プロアマ大会におけるツアープレーヤーの行為の準則となるべき規程やガイドラインを定める(プロアマ大会におけるツアープレーヤーの個人的な練習行為については、ホールアウト後に同伴アマチュアの承諾を得た場合に限る等の条件を規定する)。ただし、プロゴルファーのアスリートとしての尊厳を損なわず、各自の自覚と創意工夫が発揮できるように、行為準則には一定の柔軟性を持たせる。