3アンダー・11位タイ発進を決めた関道。
今季アジアの下部ツアーで2勝を挙げて、現在同ツアーの賞金ランクは1位！
日本人初の同ツアー賞金王候補として、アジアで注目を集める日本人選手だ。

今季は日本のQTを受験中。
日本ツアーの出場資格を獲得し、アジアとかけもちでの参戦を目指す。

比嘉一貴も昨年、同じようにアジア下部ツアーに参戦しながら、日本ツアー9試合のみの出場で賞金シードを獲得した。
その比嘉は2つ上の先輩だが、学生時代から面識があり、アジアンツアーでも一緒に転戦したこともあるそう。

「一貴さんが（アジアで）優勝したときは、表彰式ぼくが通訳したんです（笑）」
英語での取材対応から、空港での入国手続きなどなども対応したのだとか。

そんな頼りになる後輩が奮闘する中、「（関道は）さすがですよね」と比嘉も5アンダー・4位タイ発進。
アジアンツアーで揉まれた2人の活躍に注目！

先週の女子ツアーで、原英莉花が着用していたマスターバニーのバットマンとのコラボウェア。
アメコミ色の強いカラフルでかわいいウェアが印象的だったが、今週男子でもバットマンを発見！

2日目に「64」をマークした池田勇太の胸元にも、バットマンのマスクが！
パンツも格子柄かと思いきや、細かいコウモリがたくさん。
本人も中々気に入っている様子？
バットマンウェアは、2日目と最終日に着用。
ダークヒーローのごとく、逆転優勝を狙う！？

パッティングを打つ際、石川遼が行っている“ルーティーン”が気になった。
しゃがんでパターを目線に掲げ、グリーンを見る。

聞いてみると、試合でやり始めたのは
「今年のセガサミーカップくらいからですかね。4日間読みが合わない、ということがあったので、それを合せるために」。

グリーンを読む際にカップと水平になるように持ち上げている。
石川自身は練習ラウンドではやることも多かったそうだが、この“水平に持ち上げる”ことが慣れないと、ちょっとコツがいりそう。

谷口徹はパターを縦に掲げている姿をよく見るが、このスタイルは男子ツアーではあまり見ない。

「アマチュアの金谷君がよくやっていますよね」（石川）
東北福祉大の金谷拓実が、パッティング前のルーティーンとして毎回行っているが、これはゴルフ漫画を見て始めたのがきっかけだとか。

まさか、石川もマンガの影響で…！？
ということはなさそうだが、アマチュアの方にもできるということなので、ぜひお試しあれ！

クラブ契約フリーの竹谷佳孝が、2日目から新兵器を投入！
今回試合で初めて投入したのが、PINGの『G410』ドライバーだ。

水曜日に初めてクラブを手にして、打ったのはわずか2球。
初日は以前のエースを使っていたが、
「直進性がいい」と急きょ届いたばかりの新ドライバーに変更。

距離が長くなく、ドッグレッグのホールが多い本コースは刻むプロも多いが、竹谷が3日目に刻んだのは2ホールのみ。
ティショットで刻むと200ヤード近く残るからと、ドライバーを気持ちよく振って攻めに徹した。

初日から「73」「68」「66」と右肩上がりにスコアボードを上がっていき、トータル6アンダー・18位タイ。
「ANAオープン」に続く今季2度目のトップ10入りに向けて快走だ。