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新日本プロレスに突撃! 棚橋弘至選手に学ぶ『100年に一人の逸材』への10箇条

選手会を中心に、人気回復に向けて取り組んでいる日本男子ツアーだが、試合数や観客動員数が伸び悩んでいるのが現状。 そんな状況を打破するべく、押しかけたのが新日本プロレス! プロレス人気V字回復の立役者・棚橋選手に教えを請う! (取材協力:新日本プロレスリング株式会社 写真:村上航)

配信日時:2020年4月3日 10時14分

■其の七、地方の熱気がビッグマッチを作る!

記者A「そういった努力もあって、観客数や客層に変化はありましたか?」

棚橋「そうですね。とくに後楽園ホールは、女性のファンが4割くらい。女性ファンは熱量があるので、ファンクラブに入って下さったり、イベントへの参加も積極的ですよね。

中里「女性のお客さん、すごく多いですよね。僕が最後にプロレスを見に行ったのは、いつだろう。
前に、地方の大会の練習ラウンドが終わって、そのままプロレスの試合を観に行ったことがあるんです(笑)。100キロくらい車を走らせて」

棚橋「フットワーク軽いね(笑)。僕らの仕事は全国を回るから、ツアーでシンクロすることもあるかもしれないよね」
中里「そういう地方大会のとき、その土地の方々に特別にされていることはありますか?」

棚橋「プロレスはシリーズがあって、最終戦でタイトルマッチなどが組まれているので、地方大会はその前哨戦という形になる。だけど、土地土地の方は“前哨戦”ということにはほとんど興味がなくて。
その1試合を1話完結で楽しんでくれた方が僕はいいと思ったので、その大会をいかに盛り上げるか。1試合1試合を、大事にしていったほうがいい気がします」

中里「地方は、どうしても試合を観られる回数が少なくなりますもんね」

棚橋「だから、メインで試合が組まれて勝った時は、毎回“愛してま〜す!”って言って、エアギター弾いて、リングサイドをぐるぐる回る。他の選手は “棚橋はまだか!”って帰りのバスで待っていて、僕が“すいません、遅くなりました!”と小さくなってバスに乗る。前の方で、ライガーさんが待っていて(笑)

中里「そのプレッシャーはすごそう(笑)。移動はみなさん一緒なんですね」

棚橋「そう。地方大会は、大会が終わったらユニット毎にそれぞれのバスに乗って、次の宿舎へ。基本は会社の選手バスですね」

記者A「たとえ先輩を待たせたとしても(笑)、それだけ最大限ファンサービスをしているということですよね。興行という意味では、地方大会はやっぱり重要な部分ですか?」

棚橋「むちゃくちゃ重要です!僕はむしろ、地方大会を楽しみにしているくらい。年に1、2回しか行かない土地は “待ってました!”という期待感をすごく感じられるので、やる側にとっても嬉しい。大阪・東京だけでなく、周辺の地域からビッグマッチを見に来てくれる方がいて初めて、会場がいっぱいになるので、そのためにもやっぱり地方興行は大事ですよね。
今年は東京ドーム2連戦をやったので、そのさらに上となると日本各地のドーム興行とかかな。それをやるためには、今の地方興行が1500〜2000人の規模なので、これを3000〜4000人にできたら地方のビッグマッチも見えるんじゃないかなと思っています」

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