このスイングが、身長157cmと決して大きい方ではない香妻に「飛距離でアドバンテージを取られない」(辻村氏)という効果をもたらししている。香妻の今年の平均ドライビングディスタンスは241.06ヤード。これだけ稼げればティショットで大きく置いていかれることはない。
「横峯選手(155cm)も香妻選手も、身長はそんなに高くない。それでもしっかりとツアーで戦っている。おそらく『小柄でも飛距離を武器にしないと勝てないよ』という考え方があるのではないでしょうか。小さくても飛ばす工夫が“めだかクラブ流”スイングのトップポジションにあるのではないか」。そう辻村氏は見ている。
■キレを取り戻した香妻
今大会では“減量”を続ける香妻の話も大きく報じられた。香妻はこれについて、「当初は夏バテ対策で増量を目指していましたが、食べ過ぎてしまいました」と大会中に苦笑いを浮かべていた。辻村氏も「アスリートとしての体の大きさではなく、体が動かない増やし方をしていました」と見ていたという。
会場で香妻と話した辻村氏は、こんな話を本人から聞いたそうだ。「夜、ランニングをするようになりました。それがあるから夕飯の時間も早まって、走った後も朝まで何も口にしません」。現在は揚げ物なども控え4kg弱の減量に成功。「体のキレが戻ってましたね」と、取り組みは実を結んでいる。また腰痛が原因で減っていた練習量も、今では増やしていることを香妻は明かしていた。
「ここから、さらに上を目指して、トレーニングを積むのか。それともこれまでと同じ道をたどってしまうのか。どちらの道に進むのか。大事な局面になってきますね」
ツアー2勝目に向け、香妻がゴルフとどう向き合うのか。今後の動向にも注目したいと辻村氏は話した。
「横峯選手(155cm)も香妻選手も、身長はそんなに高くない。それでもしっかりとツアーで戦っている。おそらく『小柄でも飛距離を武器にしないと勝てないよ』という考え方があるのではないでしょうか。小さくても飛ばす工夫が“めだかクラブ流”スイングのトップポジションにあるのではないか」。そう辻村氏は見ている。
■キレを取り戻した香妻
今大会では“減量”を続ける香妻の話も大きく報じられた。香妻はこれについて、「当初は夏バテ対策で増量を目指していましたが、食べ過ぎてしまいました」と大会中に苦笑いを浮かべていた。辻村氏も「アスリートとしての体の大きさではなく、体が動かない増やし方をしていました」と見ていたという。
会場で香妻と話した辻村氏は、こんな話を本人から聞いたそうだ。「夜、ランニングをするようになりました。それがあるから夕飯の時間も早まって、走った後も朝まで何も口にしません」。現在は揚げ物なども控え4kg弱の減量に成功。「体のキレが戻ってましたね」と、取り組みは実を結んでいる。また腰痛が原因で減っていた練習量も、今では増やしていることを香妻は明かしていた。
「ここから、さらに上を目指して、トレーニングを積むのか。それともこれまでと同じ道をたどってしまうのか。どちらの道に進むのか。大事な局面になってきますね」
ツアー2勝目に向け、香妻がゴルフとどう向き合うのか。今後の動向にも注目したいと辻村氏は話した。