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女子プロゴルファー“セカンドライフ” 馬場ゆかりが伝えようとしている「プロのいろいろな形」【記者の目】

女子プロゴルファー“セカンドライフ” 馬場ゆかりが伝えようとしている「プロのいろいろな形」【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年11月20日 12時05分

2011年の「日本女子オープン」など通算3勝を挙げ、長年シード選手として活躍した馬場。2004年に初シードをつかんで以降、14年までその権利を守り続けた。だが15年には故障の影響もあり賞金ランク53位に。11年間守り抜いたシードを喪失した。同年から2年間はQTを通過し翌年の出場を続けたものの、16年末にQT不参加を表明。トーナメントプロとしての一線から身を引いた。現在は推薦試合に出場する程度にとどめている。

そんな経験をしてきた馬場にとって、この会場は「(シード落ちした選手を見て)心が痛くなる場面が多かった。ただ、これは仕方ないこと。じきにそういう時もくる」と感じるものがあった。

“セカンドライフ”を歩んでいる現在の馬場は、トーナメントを離れた今、こんな思いを抱いている。それは「女子プロ達が次に進む道を作りたい」というもの。「もし試合に疲れたという選手がいたら“それ以外の道もあるよ”ということを伝えていきたいですね」。

試合から離れるという決断した当時のことを、「仕事を失うという意識はなかった」と振り返る。それは所属先のSMBC日興証券との契約に、お客さんに対するセミナーの実施などトーナメント以外の仕事が含まれていたことも大きい。そして現在では、千葉県の森永高滝カントリー倶楽部でのラウンドレッスンや、ゴルフ中継の解説などその仕事は多岐にわたる。「今でも仕事で月に20ラウンド位は回っていますよ」。そう言って笑った。

「試合で稼ぐのがプロゴルファーではあるけど、プロにもいろいろな形がある。たくさんの人にゴルフの楽しさを伝えるのも、その一つ」。そんな思いを体現するように、忙しくする毎日。そして、この生活のなかで“女子プロのニーズの高さ”というものを肌で感じている。

だがここで思った。馬場は長年シード選手として活躍し、前述したように “日本一”の座にもついたトッププロ。それほどの選手だからこそ、現在のキャリアを築けているのではないかと。そう聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

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