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勝みなみ優勝のカギはグリーン周りの技術、松田鈴英の魅力はアイアンショットの“分厚さ”【辻にぃ見聞】

勝みなみ優勝のカギはグリーン周りの技術、松田鈴英の魅力はアイアンショットの“分厚さ”【辻にぃ見聞】

配信日時:2018年11月20日 15時50分

■チャンスホールでしっかりと伸ばし、難易度の高いホールは締めるマネジメント

グリーン周りの技術とパッティングの精度をいかしたマネジメントも冴えた。

「今回は平均スコアがアンダーパーのホールが全部で9つありました。獲れるホールで伸ばし、3、6、14、16番という難度の高いホールをいかに乗り切るか。これだけバーディホールがあると、マネジメントがより重要になってきます」

難度の高かった上記4ホールで、勝が4日間で喫したボギーはわずかに2(初日の14番、3日目の16番)。一方、アンダーパーだったホール(4、5、8、9、10、11、12、13、17番)で合計17個のバーディを奪い、ボギーは0(ゼロ)。しっかりとポイントを押さえたラウンドを続けた。

「優勝したとはいえ、ショットの問題が解決したとは思えません。それでも、ここでの勝利は勝さんにとっては大きな意味がある。プロとして勝っておきたい、そういう時期だったように思えます。2位に4打差をつけたのは見事。自らのスタイルを貫いた結果の勝利ですね」

■自己最高の2位フィニッシュ・松田鈴英の伸びしろ

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