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藤田さいき、12年保持したシード喪失に悔しさ滲むも「よく耐えた」 このオフには手術予定も

藤田さいき、12年保持したシード喪失に悔しさ滲むも「よく耐えた」 このオフには手術予定も

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年12月24日 17時03分

ウェア契約を結ぶ『ブラックアンドホワイト』にちなんで黒と白の犬のぬいぐるみを持つ藤田さいき
ウェア契約を結ぶ『ブラックアンドホワイト』にちなんで黒と白の犬のぬいぐるみを持つ藤田さいき (撮影:ALBA)
22日(土)に松田鈴英と共にトークショーを行った藤田さいきが、現役の日本人最長となっていた12年連続のシードを喪失した今シーズン、そして来季への思いを語った。

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改めて今季を振り返ってもらう際、「(賞金ランキング)51位だったのでねぇ(笑)」と苦笑いを見せた藤田。だが、次に出てきたのは意外な言葉だった。「体のことを考えたら、51位に入れたことは良かったとも思います。正直、(賞金ランク51位から55位に付与される)前半戦の出場権を獲れるような状態ではなかった。もちろん、シードを失ったことは悔しいですけど、よく51位で耐えたなという思いもあります」。

体は悲鳴を上げていた。今年の春先に、試合を棄権するほど影響をきたした左手親指の付け根から手首にかけての痛み以外も、ヒジには水が溜まり、腰はヘルニアとなる一歩手前の状態。「このオフに調べてみたら、そんなに悪い状況だった。むしろ手首が一番マシだったくらいですよ(笑)」。後輩から「ケガしたことあるんですか?」と本気で聞かれるほど自他ともに認める“体の強さ”が持ち味ゆえに、体が発していた警告を完全に見落としていた。

もっと深刻だったのは体の内部。昨シーズンから「何か違和感があるな」と思っていたが見過ごしていた部分だった。今年の春、左手首を診てもらうために行った病院でひょんなことから血圧を計ってみると上の血圧(収縮期血圧)は160を超えていた。ここで高血圧だと気づき降圧薬などを服用したが、「血圧が高い日はずっと熱っぽくてパターに集中できないし、(降圧薬を)飲むと前後の感覚、ショットを打つ感覚が違うんですよ」。体の外部の痛みと内部の感覚の違い。実力を発揮するには酷な状況としかいいようがない。シードを落としてしまったが、「よく耐えた」と言った意味がよく分かる。

高血圧の原因はオフの検査で明らかになる。腎臓に血液を運ぶ血管が狭さくしていて、腎臓に血液が届いていなかったのだ。幸か不幸か体の強い藤田らしいエピソードがある。「普通なら(血液が行かないと)腎臓の機能に支障をきたすはずなのに、私は一切なかった。本当に狭さくして血圧が高いだけ。珍しいって言われました(笑)」。他の部位に何もなかったのは良かったという他ない。だが、そのため検査を受けに行くのが遅れてしまったという。そもそも高血圧の原因がここまでハッキリしているのが珍しいのだが。

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