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女子は4連勝中、男子も開幕2連勝 なぜプロはエピックフラッシュを使うのか【勝者のギア番外編】

女子は4連勝中、男子も開幕2連勝 なぜプロはエピックフラッシュを使うのか【勝者のギア番外編】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年4月24日 07時04分

成田美寿々もお気に入り
成田美寿々もお気に入り (撮影:佐々木啓)
今年発売されたキャロウェイの新モデル『エピックフラッシュ』シリーズがツアーを“席巻”している。先週の李知姫(韓国)は同モデルの5番ウッドが入っており、これで女子ツアーは4試合連続で優勝者のバッグにいずれかのモデルが入っている。そうかと思えば、男子ツアーでもキャロウェイの契約プロのブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が同モデルのドライバー、3番ウッドを使用。1月の「SMBCシンガポールオープン」に続き、男子でも開幕2試合連続で優勝者のバーグには同シリーズのクラブが収まっていた。

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男子の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」に勝利したジョーンズは「新しいドライバーが出ても、いいと思わなければ使わない。その点これは、前よりも真っすぐ飛ぶし安定感もあるから気に入った」とキャロウェイ契約プロという理由だけで使ったわけではないと話している。「ヤマハレディース」優勝の成田美寿々も「めっちゃ飛びます。10ヤードは余裕(で伸びている)。フェードで、ロースピンで、強い球がバンと出てくれるのが気持ちいい」と機能面の良さを強調した。

優勝者以外でも、昨年の国内女子賞金ランキングトップ2のアン・ソンジュ、申ジエ(ともに韓国)や池田勇太、さらには海の向こうでは松山英樹も一時、投入しているこのクラブ。売りといえばなんといっても、AI(人工知能)とスーパーコンピュータを駆使して作られた波型の『フラッシュフェース』。AIが1万5000通りのプロトタイプフェース構造設計の反復を繰り返し、通常のコンピューターで処理した場合の34年分に相当するフェースの中から一番のものを採用、さらなる飛距離アップを実現したというのが触れ込みだ。

より進化した同モデルに選手が興味を示すのは自然なことといえるが、クラブ契約フリーの選手が増えてきたとはいえ、クラブ性能の高さだけで、ここまで使用者が増えるものだろうか。

プロコーチ&クラブフィッターの筒康博氏は「ここまで使用選手が勝っていることを見ても、ドライバーとしての性能が高いことに疑う余地はありませんが、ここまで女子ツアーで流行している理由として、クラブ本来の持つポテンシャル以外の部分も少なくないと見ています」と話す。
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