“平成最後”の試合となった「フジサンケイレディス」で、女子ツアーは8試合を消化。いよいよ時代は令和に突入する。そんななか、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が気になった選手をピックアップ!新たな時代を支える選手は、一体誰か?
吉本ひかるの“令和”の誓いは?【写真】
■体力アップでショットが散らないように
今女子ツアーで一番勢いがある選手は?と問われた時、この選手を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。それが吉本ひかるだ。QTランク21位の資格で、シーズンインした20歳は、今季3戦目の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で4位タイに入ると、そこから上位争いの常連に。「KKT杯バンテリンレディス」、そして川奈と2戦連続で2位フィニッシュを果たした。
初優勝を期待される存在となった吉本に、辻村氏も目を見張る。昨年は「ショットが散っている印象を受けました。もともと曲がらないタイプの選手ですが、ルーキーイヤーで疲れからスイングに乱れがあったのか、とにかく1年戦う難しさを感じたのではないでしょうか」と、やはりツアー慣れしていない印象を吉本から受けていた。出場19戦中13試合で予選落ちという結果を見ても、その苦しさは伝わってくる。
吉本自身も、川奈で「オフは重点的にトレーニングに取り組みました。飛距離を伸ばそうというわけではなく、体力をつけたかった。去年は(試合に)出たり出なかったりで、練習ラウンドで疲れるということがあったので」と、週2回のジム通いなどで、肉体改善に向け汗を流した。結果的に10ヤードの飛距離アップにもつながったのだが、あくまで求めたのは体力面の強化だった。
■“止まらない”パットはグリーン巧者の証
フィジカルが向上し安定感がさらに増した吉本のプレーで、辻村氏がポイントとしてあげるのがパット。高麗芝の難グリーンが特徴的な川奈で、1Rあたりの平均パット数は3日間で「27.67」。これは全体の9位タイだ。さらに年間で見ても、パーオンホールの平均パット数は「1.8020」で6位と、上位に位置している。
吉本ひかるの“令和”の誓いは?【写真】
■体力アップでショットが散らないように
今女子ツアーで一番勢いがある選手は?と問われた時、この選手を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。それが吉本ひかるだ。QTランク21位の資格で、シーズンインした20歳は、今季3戦目の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で4位タイに入ると、そこから上位争いの常連に。「KKT杯バンテリンレディス」、そして川奈と2戦連続で2位フィニッシュを果たした。
初優勝を期待される存在となった吉本に、辻村氏も目を見張る。昨年は「ショットが散っている印象を受けました。もともと曲がらないタイプの選手ですが、ルーキーイヤーで疲れからスイングに乱れがあったのか、とにかく1年戦う難しさを感じたのではないでしょうか」と、やはりツアー慣れしていない印象を吉本から受けていた。出場19戦中13試合で予選落ちという結果を見ても、その苦しさは伝わってくる。
吉本自身も、川奈で「オフは重点的にトレーニングに取り組みました。飛距離を伸ばそうというわけではなく、体力をつけたかった。去年は(試合に)出たり出なかったりで、練習ラウンドで疲れるということがあったので」と、週2回のジム通いなどで、肉体改善に向け汗を流した。結果的に10ヤードの飛距離アップにもつながったのだが、あくまで求めたのは体力面の強化だった。
■“止まらない”パットはグリーン巧者の証
フィジカルが向上し安定感がさらに増した吉本のプレーで、辻村氏がポイントとしてあげるのがパット。高麗芝の難グリーンが特徴的な川奈で、1Rあたりの平均パット数は3日間で「27.67」。これは全体の9位タイだ。さらに年間で見ても、パーオンホールの平均パット数は「1.8020」で6位と、上位に位置している。