<パナソニックオープンレディース 最終日◇5日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6566ヤード・パー72>
アマチュアで初優勝を挙げた“持ってる”女子プロは、令和に入っていても持っていた。「パナソニックオープンレディース」最終日、勝みなみがツアー25勝の全美貞(韓国)とのプレーオフを制して、新元号となって初めての女子ツアーで優勝を飾った。
辺りは暗闇でも… “みなみスマイル”は明るい【LIVEフォト】
前半で4つ伸ばして1打差2位タイとなったが、雷雲接近によりまさかの中断に。中止という声も聞かれたが約2時間半後に再開となると、12番で4mを沈めてバーディ“再発進”。その後も着実にスコアを重ねると、18番パー5では2打でグリーン手前のラフまで運びアプローチを寄せて、『決めれば美貞と並びプレーオフ』というしびれる2mのバーディパットを沈めてエクストララウンドへ。
自身2度目のプレーオフ。前回の2018年「リゾートトラストレディス」では岡山絵里に敗れており、「あのときと似ているな」という嫌な予感もあったが、「一度経験しているからこそ楽しく臨めた」と緊張はなかった。その高ぶる気持ちがボールに乗り移ったかのように、プレーオフ1ホール目(18番パー5)、残り202ヤードの2打目で2オンに成功。7mのイーグルパットは外れたがしっかりと寄せて、美貞がバーディパットを外したのを見届けるとこれを沈めてバンザイ。「再開して本当に良かった!」と自身初のプレーオフ勝利で今季初優勝、ツアー3勝目を挙げた。
とにかく集中できていた。ギャラリーに配られるペアリングに書いた意気込みは『今、ここ、自分』。目の前のことに全力を尽くすという意味を込めた。元々は『楽しむ』と書く予定だったのだが、すでに他の人が書いていたことからこの言葉を選んだ。それがまさに言霊となって勝の体に乗り移った。
アマチュアで初優勝を挙げた“持ってる”女子プロは、令和に入っていても持っていた。「パナソニックオープンレディース」最終日、勝みなみがツアー25勝の全美貞(韓国)とのプレーオフを制して、新元号となって初めての女子ツアーで優勝を飾った。
辺りは暗闇でも… “みなみスマイル”は明るい【LIVEフォト】
前半で4つ伸ばして1打差2位タイとなったが、雷雲接近によりまさかの中断に。中止という声も聞かれたが約2時間半後に再開となると、12番で4mを沈めてバーディ“再発進”。その後も着実にスコアを重ねると、18番パー5では2打でグリーン手前のラフまで運びアプローチを寄せて、『決めれば美貞と並びプレーオフ』というしびれる2mのバーディパットを沈めてエクストララウンドへ。
自身2度目のプレーオフ。前回の2018年「リゾートトラストレディス」では岡山絵里に敗れており、「あのときと似ているな」という嫌な予感もあったが、「一度経験しているからこそ楽しく臨めた」と緊張はなかった。その高ぶる気持ちがボールに乗り移ったかのように、プレーオフ1ホール目(18番パー5)、残り202ヤードの2打目で2オンに成功。7mのイーグルパットは外れたがしっかりと寄せて、美貞がバーディパットを外したのを見届けるとこれを沈めてバンザイ。「再開して本当に良かった!」と自身初のプレーオフ勝利で今季初優勝、ツアー3勝目を挙げた。
とにかく集中できていた。ギャラリーに配られるペアリングに書いた意気込みは『今、ここ、自分』。目の前のことに全力を尽くすという意味を込めた。元々は『楽しむ』と書く予定だったのだが、すでに他の人が書いていたことからこの言葉を選んだ。それがまさに言霊となって勝の体に乗り移った。