■持ち前の攻撃性が今後のシーズンで生きる
技術面だけでなく、ラウンド中の“雰囲気”についても辻村氏は言及する。「戦う雰囲気を持っている選手。黄金世代で言うと、勝みなみ選手、原英莉花選手のように、『勝ちたい』というのがすごく伝わってきます」。プレースタイルについても、辻村氏は「イケイケ」と表現する。そしてこの姿勢は、これからの時期に大きなメリットを生み出す。
ここからは春先のような寒さや、風の強さもなくなる。梅雨時期は、もちろん雨や湿度の兼ね合いでグリーンが軟らかくなり、また夏場も朝晩たっぷりと水を撒くため、ボールが止まりやすくなる。それだけに、ここからはハイスコア合戦の展開が続くこともあり、攻撃性は大きな武器になる。
サントリーレディスの会場で、河本のプレーを見た後、辻村氏は「うまいね」とポツリつぶやいた。それが、今の河本を表現するのに最もふさわしい言葉なのかもしれない。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ。
技術面だけでなく、ラウンド中の“雰囲気”についても辻村氏は言及する。「戦う雰囲気を持っている選手。黄金世代で言うと、勝みなみ選手、原英莉花選手のように、『勝ちたい』というのがすごく伝わってきます」。プレースタイルについても、辻村氏は「イケイケ」と表現する。そしてこの姿勢は、これからの時期に大きなメリットを生み出す。
ここからは春先のような寒さや、風の強さもなくなる。梅雨時期は、もちろん雨や湿度の兼ね合いでグリーンが軟らかくなり、また夏場も朝晩たっぷりと水を撒くため、ボールが止まりやすくなる。それだけに、ここからはハイスコア合戦の展開が続くこともあり、攻撃性は大きな武器になる。
サントリーレディスの会場で、河本のプレーを見た後、辻村氏は「うまいね」とポツリつぶやいた。それが、今の河本を表現するのに最もふさわしい言葉なのかもしれない。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ。