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『インサイドイン』のフェードボールでベタピン連発 稲見萌寧のフェースコントロールを生む反復練習【辻にぃ見聞】

『インサイドイン』のフェードボールでベタピン連発 稲見萌寧のフェースコントロールを生む反復練習【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年8月13日 17時50分

ツアーナンバーワンのパーオン率にはこんな秘密が
ツアーナンバーワンのパーオン率にはこんな秘密が (撮影:佐々木啓)
渋野日向子の余韻覚めやらぬ国内女子ツアー。その渋野や河本結ら今季のシードを持っていない選手たちが開幕から沸かせているが、なかでも今季前半戦の全試合出場権すらもたないなかでリランキング突破、そして初優勝とまさに下克上といった戦いを見せているのが黄金世代の1つ下の稲見萌寧だ。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏も、「13試合でトップ10が7回。素晴らしいというほかありません」と賛辞を送る。

フェースコントロールが絶品 稲見萌寧のスイング連続写真

■圧倒的なパーオン率を生み出す薄いフェード ポイントは左ワキ
「北海道meijiカップ」でも7位タイに入った実力者は、スタッツでも確かな実力を示している。なかでも自身が「一番の武器」と語るアイアンショットが反映されるパーオン率79.3447%は、2位のイ・ミニョン(韓国)より約3.5%も上回る圧倒的な数字。

そのパーオン率を生み出す秘訣が、“薄い”フェードだと辻村氏。「稲見さんは比較的フェースローテーションを少なくフェース面を常に一定の使い方をするフェードヒッターです。曲がりも極めて薄く、ある程度の飛距離を出しながらコントロールの効いた止まるボールが打てるアイアンショットで勝負してくるタイプです。曲がり幅が少ない分、コントロールしやすいですし、マネジメントも計算が立つ」。パーオン率2位のミニョンもフェードヒッター。やはり年々固くなるグリーンでもボールを止めるためには、ドローよりも分があるといったところ。

だが、二人が違うのはクラブの軌道。フェードを打つために確実にアウトインにクラブを入れてくるミニョンに対して、稲見はインサイドインの軌道でインパクトを迎える。

「フェードヒッターと言っても多くの方は『アウトサイドイン』をイメージするでしょうが、稲見さんの良さは外からヘッドが入らない『インサイドイン』のフェードボールです。ミニョンさんは左へのミスを絶対的に嫌がりますが、右へ曲がりが大きすぎる分にはある程度OKというタイプ。対して稲見さんにとっての悪いときのクセというは“クラブがアウトから、高いとこから入ってきてしまう”こと。アウトから入りすぎてしまえばこすれたスライスになってしまうからです。それを嫌う。防ぐために、インサイドからクラブを入れているのだと思います」

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