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あえてクリークを易しいモデルに 3Wと5Wの選び方を小祝さくらと考える【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

あえてクリークを易しいモデルに 3Wと5Wの選び方を小祝さくらと考える【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年8月21日 07時03分

とはいえ、こういったある種の“割り切り”をしたセッティングというのはツアーでも少数派。基本的には3番、5番と同じモデルを入れている選手が多い。どういうゴルファーが小祝のようなセッティングが合うのか。また、3番ウッドをハードスペックにするのはどうなのか。プロコーチ&クラブフィッターの筒康博氏に、3番ウッドと5番ウッドの選び方を聞いてみた。

プロ、アマ問わず同じモデルを使う選手が少なくないスプーンとクリーク。筒は「フェアウェイウッドを一括りにする考え方と、そうでない考え方とクラブ設計の見地では両方あると考えた方が良いかと思います」と話す。

「例えば渋野日向子選手が使うPINGの『G410LST』フェアウェイウッドは、14.5度、つまり3番ウッドのみのラインナップです。機能軸で考えた場合に、5番以降はロースピンで強い弾道は求めているユーザーはおそらく少ないとみているのでしょうね。小祝選手の話に戻すと、ダンロップのクラブにはやさしくボールが上がる『ゼクシオ』と強い弾道が打てる『スリクソン』両方のラインナップが3番からありますから、両方のモデルを選択できる環境にあります。それを踏まえて、打ちたい弾道があり、それに合わせて異なるモデルを選ぶことはとても大事なことです」(筒)

用途によって3番と5番のモデルを変える。用途がはっきりしていれば難しいモデルを3番で使用するのも全然アリだというのが筒の考え。「小祝選手のように、ティショットやボールが浮いている良いライから飛距離を出す『フェアウェイウッド』の名前通りの使い方をするなら打出し角やスピンを抑えたモデルを選択するのもOKです」。逆に言えば『飛距離がなく、ラフからでも3番を使いたい』というゴルファーには別の選び方をするべきだとも。

「そういった方は、ちょっとマニアックになってしまいますが、フェース側からクラブを見てソールの『接地部分』をチェックしてみて下さい。ヒール部分が丸いソールなら、インパクト時に芝が絡まず抜けが良いです。またシャフトを真っ直ぐ立ててソールの奥行きと角度を見てみると、ソールには角度があることがわかります。奥に向かってせり上がった『ソール角』がついたモデルも、芝の抵抗が少ないモデルです」

大事なのは、ただただ同じモデル、同じメーカーのフェアウェイウッドを選ぶのではなく、どういう場面で使うのか、どういうタイプが合っているのかを把握すること。

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