蘭世さんは、ラウンド中の様子について「姉がどんどん決めるので、プレーの手助けはしてませんが、深いラフに入ったりした時には、2人が好きなYouTuber(ユーチューバー)の話をしたりして盛り上がりました」と話す。リラックスムードのなかプレーに集中していたことが、この話からもうかがえた。妹にとっても「レギュラーの選手はショットの精度がすごいな」など、来年の受験予定のプロテスト突破に向け大いに刺激になった様子。8番でイーグルを奪った時には、「妹の方が喜んでいました」と“ムードメーカー”としても活躍した。
2週前の「CAT Ladies」で淺井咲希がツアー初優勝を挙げたことで、同級生のツアー優勝者は9人となった。それだけに「私も勝ちたいです。たくさん同級生が勝って、『私“も”』になってしまいますが」という気持ちは強い。特に4位タイに終わった「センチュリー21レディス」を振り返り、「すごく悔しかった」。それが優勝への思いをさらにかき立てるきっかけとなった。
「伸ばし合いのなか、自分が伸ばせなかったらどうしよう、とは思いますが、毎ショット後悔しないように打つことが、スコアにつながってくると思う」。この日も単独首位には淺井、5アンダー・6位タイには新垣比菜、吉川桃と上位に黄金世代が顔を出す展開になっている。「1勝したいというのもあるし、シード選手にもなりたい」。そんな自身の目標を達成するため、ライバル達も含めた争いを最後に制したい。(文・間宮輝憲)
2週前の「CAT Ladies」で淺井咲希がツアー初優勝を挙げたことで、同級生のツアー優勝者は9人となった。それだけに「私も勝ちたいです。たくさん同級生が勝って、『私“も”』になってしまいますが」という気持ちは強い。特に4位タイに終わった「センチュリー21レディス」を振り返り、「すごく悔しかった」。それが優勝への思いをさらにかき立てるきっかけとなった。
「伸ばし合いのなか、自分が伸ばせなかったらどうしよう、とは思いますが、毎ショット後悔しないように打つことが、スコアにつながってくると思う」。この日も単独首位には淺井、5アンダー・6位タイには新垣比菜、吉川桃と上位に黄金世代が顔を出す展開になっている。「1勝したいというのもあるし、シード選手にもなりたい」。そんな自身の目標を達成するため、ライバル達も含めた争いを最後に制したい。(文・間宮輝憲)