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同じロフトならUTよりもウッド!?鈴木愛も入れる7番ウッド活用術【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

同じロフトならUTよりもウッド!?鈴木愛も入れる7番ウッド活用術【女子プロから学ぶセッティングのスパイス】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月11日 08時27分

「UTの場合は様々なライや入射角に幅広く対応したモデルが多く、ボールを拾いやすいモデルが多いのが特長です。一方で7番ウッドは、比較的浅い入射角と長いインパクトゾーンでボールを拾いながら滑らせるようにヘッドを使いこなせる人に合っています。まさに鈴木選手のように、安定した浅めのインパクトゾーンでスピン量を抑えた弾道のスイングにピッタリです」

ここまではウッドとUT。どちらを入れるべきかという二元論だったが、筒いわくアマチュアゴルファーにもう1つ選択肢として考えてもらいたいことがあるという。

「プロたちが使っている感覚と一般アマチュアゴルファーの皆さんのFWに対する使い勝手は多少異なると考えたほうが良いでしょう。現代クラブの飛距離性能を発揮しながら簡単に使いこなせるという点で、5番、7番ウッドは必ず武器になると思います。一方UTは、苦手なアイアンを簡単にするお助けクラブという考え方が良いと思います。FWに近いロフトの立ったUTや3番ウッドなどは、他の番手に十分慣れてから使いこなせれば十分と思っていれば、バッグに投入しても良いと思います」

安易に入れがちな3番ウッドを抜いて7番ウッドを入れるというチョイス。スプーンがうまく使いこなせない、ボールが上がらないなどの悩みがあるゴルファーにはロフトがある5番、7番という組み合わせも十分にありなのだ。

UTの替わりとして使うのか。2本目のフェアウェイウッドとして使うのか。使い勝手のいいクラブだからこそ、様々なバリエーションを考えてみては。

解説・筒康博(つつ・やすひろ)/プロコーチ・フィッター・クラフトマンとして8万人以上のアドバイス経験を生かし、現在は最先端ギア研究所『PCMラボ』総合コーチ、インドアゴルフレンジKzヘッドティーチャーを務める。ALBA本誌ギア総研をはじめ様々なメディアでも活躍している。

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