イ・ミニョン(韓国)の今季2勝目で幕を閉じた、先週の「ゴルフ5レディス」。その大会でも、黄金世代が優勝争いに絡み、最後まで大会を盛り上げた。それが2位タイの淺井咲希と、4位の高橋彩華だ。今回は、初優勝こそ逃したものの、この大会で初の賞金シード入りを確実なものにした高橋に注目し、上田桃子らのコーチを務める辻村明志氏に話を聞いた。
小林浩美会長もカラフルウェア【大会LIVEフォト】
■スイング時の“トップ位置”が改善
昨年のファイナルQTで28位となり、今季のレギュラー前半戦出場資格を得た高橋。第1回リランキングを10位で突破すると、ゴルフ5レディスの4位で360万円を獲得し、今季の通算賞金額は約2296万円に。これで賞金シードの目安となる、昨年のランキング50位(約2222万円、大城さつき)の額を突破し、初のシード入りをほぼ確実なものとした。
数字だけみると順調なシーズンに思えるが、開幕後の9試合は、6試合連続を含む8度の予選落ち。「去年の半ばから今年の開幕後は、パターの時に手が動かず悩みました。今思い出しても、泣いてしまうほどでした」という不振を経験した。だがその後立て直し、6月の「ニチレイレディス」ではプレーオフで鈴木愛に敗れ2位に終わったものの、初優勝を期待させる戦いをみせた。
この変化の理由は一体何なのか? 辻村氏は、まずショット面で、こんな部分を挙げた。「ボールに対するクラブの入射角にバラつきがなくなりました。軽いインサイドインのスイングで、球際はほぼストレート軌道に入っていますね」。状態がよくない時には、「ヘッドが寝て入ったり、かぶって入ったりとバラつきがあった」と辻村氏は指摘。しかし、そこに大きな改善が見られるようになった。
では、なぜそれが可能になったのか? 辻村氏が挙げたポイントが、“トップでのシャフト位置”だ。
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■スイング時の“トップ位置”が改善
昨年のファイナルQTで28位となり、今季のレギュラー前半戦出場資格を得た高橋。第1回リランキングを10位で突破すると、ゴルフ5レディスの4位で360万円を獲得し、今季の通算賞金額は約2296万円に。これで賞金シードの目安となる、昨年のランキング50位(約2222万円、大城さつき)の額を突破し、初のシード入りをほぼ確実なものとした。
数字だけみると順調なシーズンに思えるが、開幕後の9試合は、6試合連続を含む8度の予選落ち。「去年の半ばから今年の開幕後は、パターの時に手が動かず悩みました。今思い出しても、泣いてしまうほどでした」という不振を経験した。だがその後立て直し、6月の「ニチレイレディス」ではプレーオフで鈴木愛に敗れ2位に終わったものの、初優勝を期待させる戦いをみせた。
この変化の理由は一体何なのか? 辻村氏は、まずショット面で、こんな部分を挙げた。「ボールに対するクラブの入射角にバラつきがなくなりました。軽いインサイドインのスイングで、球際はほぼストレート軌道に入っていますね」。状態がよくない時には、「ヘッドが寝て入ったり、かぶって入ったりとバラつきがあった」と辻村氏は指摘。しかし、そこに大きな改善が見られるようになった。
では、なぜそれが可能になったのか? 辻村氏が挙げたポイントが、“トップでのシャフト位置”だ。