復調の兆しを見せた5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(13位タイ)で話を聞いた時、「ずっとパットの時に手が動かなかったんですけど、(握りを)クロウグリップにしたら、それが改善されて。こんなに普通に動くのは久しぶりです」と明るい表情を見せていた。そして、そこから快進撃が始まっていることをみても、それがどれほどの苦しみだったかは、想像に難くない。
さらに、ゴルフ5の最終日を終えた時には「厳しいパーパットもしっかりと決めることができていたし、さらにパットへの自信が戻ってきました」と話していた。ここに加え、62位の『リカバリー率』や、82位の『サンドセーブ率』といったショートゲーム面の向上が見られれば、悲願の初優勝は大きく近づくはずだ。
「シード入りも確実になり、これからは安心していろいろなことに取り組めることでしょう。1勝目を目指して、今年ベストを尽くすことももちろん大事ですが、来年に向けての準備もすすめて、どうつなげられるか。そこにも注目したいですね」。高橋のもう一段レベルアップした姿を見ることを、辻村氏は期待する。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
さらに、ゴルフ5の最終日を終えた時には「厳しいパーパットもしっかりと決めることができていたし、さらにパットへの自信が戻ってきました」と話していた。ここに加え、62位の『リカバリー率』や、82位の『サンドセーブ率』といったショートゲーム面の向上が見られれば、悲願の初優勝は大きく近づくはずだ。
「シード入りも確実になり、これからは安心していろいろなことに取り組めることでしょう。1勝目を目指して、今年ベストを尽くすことももちろん大事ですが、来年に向けての準備もすすめて、どうつなげられるか。そこにも注目したいですね」。高橋のもう一段レベルアップした姿を見ることを、辻村氏は期待する。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。