■飛ばないけど曲がらない人が有利…つまり日本初の生涯GSが達成される!(記者A)
過去10年の優勝スコアを見ると11年のトータル12オーバーという数字が目を引くが、おおむねイーブンパーから5アンダーの間で収まることが多い今大会。過去10年で優勝スコアが2桁に達したのは4回。ただし、一昨年の優勝スコアはトータル20アンダー。この数字は畑岡が驚異的だったとしても4位の鈴木愛まで4人が2桁アンダー。昨年もソヨンがトータル15アンダーとスコアは出ているだけに、全米オープン(今年は除く)同様に、サディスティックなまでの難セッティングからスコアが出るセッティングへと変化しているといえる。今年も2つのティボックスを擁する9番は273ヤードのワンオン狙いをさせる日があるなど、同様の可能性が高い。
ただし、今年のCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコースは総距離が6,479(6,424)ヤードのパー72とここ数年では1番短い。一方でラフは80〜100mmとメジャーらしい長さもある。また、フェアウェイにもアンジュレーションがあり、グリーンも複雑な形状だ。2015年に行われた「日本シニアオープン」では元高校球児の大砲ながら“飛ばないけど曲がらない”でおなじみの平石武則が優勝。曲げないショットとメジャーのセッティングに対応できる技術が求められそうだ。
そうなれば最右翼はメジャーハンター・申ジエ(韓国)しかいないだろう。前々週の「デサントレディース東海クラシック」では8打差逆転を許した影響か、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも初日34位タイと出遅れたが、終わってみれば最終日にベストスコアタイをたたき出して7位タイ。古傷の右手首も、デサントで痛めた足も問題なさそうだ。メジャーは昨季だけで3勝と大舞台への強さも光る。粘り合いにもバーディ合戦にもついていける、まさに攻めてよし守ってよしの実力者は、勝てば日本ツアー史上初の生涯グランドスラム。ドラマ性だって十分だ。
また、現在フェアウェイキープ率9位で今大会2勝を挙げている宮里美香にも期待したい。飛距離よりも小技勝負とくれば、女子オープンハンターの血が騒ぐはず。前週を休みとして休養も十分。日本ツアー本格参戦後の初勝利が今大会でも全く驚きはない。
今季2勝、日本ツアー参戦後つねにボールストライキング(ショット力を表す数値)1位のショットメーカーであるイ・ミニョン(韓国)も気になるところ。ロングアイアンでボールを止められる“パワーフェード”が炸裂すれば、3年目にして日本のメジャータイトルが見えてくる。
■でっかい“のし袋”が登場か?(記者M)
先週は「デサントレディース東海クラシック」→「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と2週連続でホステス大会を迎える選手が優勝する!と言いましたが…結果はデサントと契約する柏原明日架が優勝……。いい線行ってたな〜。当てることできたな〜。当てられたな〜。当てたみたいなもんだな〜。当ててたな〜。もはや当てたな〜。当てたといって過言ではないな〜。当てたな! 当てた!……はい! 実質、当てました!! 当ったり〜!!
過去10年の優勝スコアを見ると11年のトータル12オーバーという数字が目を引くが、おおむねイーブンパーから5アンダーの間で収まることが多い今大会。過去10年で優勝スコアが2桁に達したのは4回。ただし、一昨年の優勝スコアはトータル20アンダー。この数字は畑岡が驚異的だったとしても4位の鈴木愛まで4人が2桁アンダー。昨年もソヨンがトータル15アンダーとスコアは出ているだけに、全米オープン(今年は除く)同様に、サディスティックなまでの難セッティングからスコアが出るセッティングへと変化しているといえる。今年も2つのティボックスを擁する9番は273ヤードのワンオン狙いをさせる日があるなど、同様の可能性が高い。
ただし、今年のCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコースは総距離が6,479(6,424)ヤードのパー72とここ数年では1番短い。一方でラフは80〜100mmとメジャーらしい長さもある。また、フェアウェイにもアンジュレーションがあり、グリーンも複雑な形状だ。2015年に行われた「日本シニアオープン」では元高校球児の大砲ながら“飛ばないけど曲がらない”でおなじみの平石武則が優勝。曲げないショットとメジャーのセッティングに対応できる技術が求められそうだ。
そうなれば最右翼はメジャーハンター・申ジエ(韓国)しかいないだろう。前々週の「デサントレディース東海クラシック」では8打差逆転を許した影響か、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも初日34位タイと出遅れたが、終わってみれば最終日にベストスコアタイをたたき出して7位タイ。古傷の右手首も、デサントで痛めた足も問題なさそうだ。メジャーは昨季だけで3勝と大舞台への強さも光る。粘り合いにもバーディ合戦にもついていける、まさに攻めてよし守ってよしの実力者は、勝てば日本ツアー史上初の生涯グランドスラム。ドラマ性だって十分だ。
また、現在フェアウェイキープ率9位で今大会2勝を挙げている宮里美香にも期待したい。飛距離よりも小技勝負とくれば、女子オープンハンターの血が騒ぐはず。前週を休みとして休養も十分。日本ツアー本格参戦後の初勝利が今大会でも全く驚きはない。
今季2勝、日本ツアー参戦後つねにボールストライキング(ショット力を表す数値)1位のショットメーカーであるイ・ミニョン(韓国)も気になるところ。ロングアイアンでボールを止められる“パワーフェード”が炸裂すれば、3年目にして日本のメジャータイトルが見えてくる。
■でっかい“のし袋”が登場か?(記者M)
先週は「デサントレディース東海クラシック」→「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と2週連続でホステス大会を迎える選手が優勝する!と言いましたが…結果はデサントと契約する柏原明日架が優勝……。いい線行ってたな〜。当てることできたな〜。当てられたな〜。当てたみたいなもんだな〜。当ててたな〜。もはや当てたな〜。当てたといって過言ではないな〜。当てたな! 当てた!……はい! 実質、当てました!! 当ったり〜!!