三重県のCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコースで行われた今年の「日本女子オープン」。初日のラウンドを終えた畑岡奈紗は、渋野日向子、ユ・ソヨン(韓国)との注目組で回った感想を聞かれた際、こんなことを口にした。
女子オープン初日 畑岡、渋野、ユ・ソヨンのスタート時にこの数【写真】
「声をかけてもらえるのはうれしいです。でももう少しマナーに気をつけて応援してもらえたらと思いました。ずっと喋っていたり、携帯電話も毎ホール鳴っていた…」
これは、もちろん“ごく一部のギャラリー”に投げかけられた言葉だ。だが確かに、畑岡の組についたこの日、携帯電話の着信音や、写真・動画を撮影する人、プレーしている選手の近くで大きな声で電話をしている人…その姿を目にすることは少なくなかった。
ゴルフと観戦マナーの問題は、なにも今に始まったことではない。また先日韓国男子ツアーの選手が動画撮影を行っていたギャラリーに対し侮辱行為をし、3年間の出場停止処分がくだされるというニュースがあったように、日本に限られた話というわけでもない。
そして現在、渋野効果もあってギャラリーが増加している国内女子ツアーで、この問題が浮き彫りになるのは、ある意味では自然なことなのかもしれない。前述した韓国でのトラブルのように、写真撮影は意図的なものも多く、“時の人”を撮影しようとして出るシャッター音に端を発する問題が日本で生じる可能性も十分に考えられる。そのため、“一歩踏み込んだ”対策の必要性を感じた。
女子オープン初日 畑岡、渋野、ユ・ソヨンのスタート時にこの数【写真】
「声をかけてもらえるのはうれしいです。でももう少しマナーに気をつけて応援してもらえたらと思いました。ずっと喋っていたり、携帯電話も毎ホール鳴っていた…」
これは、もちろん“ごく一部のギャラリー”に投げかけられた言葉だ。だが確かに、畑岡の組についたこの日、携帯電話の着信音や、写真・動画を撮影する人、プレーしている選手の近くで大きな声で電話をしている人…その姿を目にすることは少なくなかった。
ゴルフと観戦マナーの問題は、なにも今に始まったことではない。また先日韓国男子ツアーの選手が動画撮影を行っていたギャラリーに対し侮辱行為をし、3年間の出場停止処分がくだされるというニュースがあったように、日本に限られた話というわけでもない。
そして現在、渋野効果もあってギャラリーが増加している国内女子ツアーで、この問題が浮き彫りになるのは、ある意味では自然なことなのかもしれない。前述した韓国でのトラブルのように、写真撮影は意図的なものも多く、“時の人”を撮影しようとして出るシャッター音に端を発する問題が日本で生じる可能性も十分に考えられる。そのため、“一歩踏み込んだ”対策の必要性を感じた。