<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6580ヤード・パー72)>
賞金女王争いが激しさを増すなか、今週の「大王製紙エリエールレディス」ではもう一つの戦いが終演を迎える。それがシード争いだ。賞金ランキング50位以内の選手は、シード選手として来季のフル出場権を獲得。また51〜55位までは前半戦出場権が得られるため、ボーダー付近にいる選手にとって、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円がかかる試合はまさに正念場の4日間となる。
すっかり冬の装い、女子プロたちがモコモコに【大会写真】
開幕前の同ランキング50位は2401万6500円の濱田茉優。ここが一つの“攻防ライン”となる。そして現在、圏外にはその座の死守を狙う今季のシード選手の名前も多く目につく。同53位のカリス・デイビッドソン(オーストラリア)をはじめ、同55位に東浩子、同61位に森田遥。もちろん他選手の動向次第だが、この3選手はそれぞれ単独7位以上、6位以上、3位以上で現在の濱田の額を追い抜く計算となる。
さらにその下の同64位には、2010年から賞金ランキング50位以内に入り続けて、現在の日本勢で最長シードを誇る藤本麻子の名も。「その部分で期待されるのはうれしい。ただ、なるようにしかならない」と話していた藤本は、単独2位以上で同50位を上回る計算だ。
同68位(小野祐夢、約1449万円)以下の選手がボーダー上に浮上する可能性が出るのは優勝のみ。もちろん勝利した場合は1年間の出場権が与えられるため、ひとまず来季の職場は確保できるが、条件として厳しい戦いを強いられることになる。今季約1282万円の獲得で同73位につける木戸愛は、「最後の最後まで何が起こるかわからない。1%でも可能性がある限り、あきらめないで頑張る」と11年の初シード以降、守り続けてきた肩書保持に執念を燃やす。
賞金女王争いが激しさを増すなか、今週の「大王製紙エリエールレディス」ではもう一つの戦いが終演を迎える。それがシード争いだ。賞金ランキング50位以内の選手は、シード選手として来季のフル出場権を獲得。また51〜55位までは前半戦出場権が得られるため、ボーダー付近にいる選手にとって、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円がかかる試合はまさに正念場の4日間となる。
すっかり冬の装い、女子プロたちがモコモコに【大会写真】
開幕前の同ランキング50位は2401万6500円の濱田茉優。ここが一つの“攻防ライン”となる。そして現在、圏外にはその座の死守を狙う今季のシード選手の名前も多く目につく。同53位のカリス・デイビッドソン(オーストラリア)をはじめ、同55位に東浩子、同61位に森田遥。もちろん他選手の動向次第だが、この3選手はそれぞれ単独7位以上、6位以上、3位以上で現在の濱田の額を追い抜く計算となる。
さらにその下の同64位には、2010年から賞金ランキング50位以内に入り続けて、現在の日本勢で最長シードを誇る藤本麻子の名も。「その部分で期待されるのはうれしい。ただ、なるようにしかならない」と話していた藤本は、単独2位以上で同50位を上回る計算だ。
同68位(小野祐夢、約1449万円)以下の選手がボーダー上に浮上する可能性が出るのは優勝のみ。もちろん勝利した場合は1年間の出場権が与えられるため、ひとまず来季の職場は確保できるが、条件として厳しい戦いを強いられることになる。今季約1282万円の獲得で同73位につける木戸愛は、「最後の最後まで何が起こるかわからない。1%でも可能性がある限り、あきらめないで頑張る」と11年の初シード以降、守り続けてきた肩書保持に執念を燃やす。